種類
フットサル用シューズを選ぶにあたって最初に調べておくべき点は、ご自身の練習場、プレー環境のピッチです。一般的にほとんどの場合、体育館、フローリング、ウレタン床、人工芝等の室内での利用だと思いますが、その場合は裏がフラット(平ら)な普通のフットサルシューズを選びます。
一方、ピッチが天然芝や土の環境では、裏に小さな突起が付いたアップシューズ(=トレーニングシューズ)タイプを選びましょう。
活動環境によってシューズを使い分けるのは、不適応なシューズではそもそもうまく動けないこと、ケガをしないため等の安全面が主な理由です。また室内ではコートを傷つけてしまうことで、最初からアップシューズが禁止されている場合も多いです。
選ぶのに自信がない場合は練習仲間、チーム運営者、練習場の管理者等に予め尋ねておきましょう。
機能面
次に購入時にみておくべき点は、第一に機能性です。試し履きは必ず両足とも試します。チェックポイントとしては、つま先やかかとへのフィット感と安定性、シューズの屈曲性が特に重要です。■つま先
シューズを履いて立ち、かかとをシューズに密着させます。その状態で足の指が自由に動かせるか調べます。目安はつま先にあそびが1.0~1.5cm程あることです。感覚としては靴の中で足の指を5本とも広げて動かせるか、です。
■かかと
シューズを履いて立ち、かかとを浮かせます。シューズがずれてしまうならワンサイズ小さめのものに変えてみます。かかとをくわえ込むようにフィットするものを選びます。かかとに合っていないシューズを選んでしまうと靴擦れが起こりやすくなります。
また、かかと部分はメーカーによって形状が異なることもあり、複数メーカーのシューズを試着されることをお勧めします。
■屈曲性
フットサルの特徴の一つとして足裏でボールコントロールをすることが挙げられます。そのためフットサルシューズは普通の靴より屈曲性が高く柔軟です。
足裏感の有無を調べるのに、試着せずつま先を上向きにぐっと曲げ90度は楽に曲がるか確認しましょう。