柄選びは空間全体で考えましょう
この例では、バイオレットを共通のモチーフにして、家具やカーテン、クッションなどをトータルに揃えています |
ビビットなマゼンダを使ったコーディネート |
インテリア空間には、ベースになる色(床・壁・天井)と、ポイントになる色(家具・ラグ・小物、デザイン家電など)があります。例えば、コットン生地のカーテンと、レースのカーテンを合わせた2枚掛けにした場合、コットン生地のカーテンの色をベース色に合わせ、レースのカーテンをポイント色に合わせるなど、部屋の色とカーテンを調和させることで、奥行きのある空間が生れます。
ただし床面が濃い茶色だからといって、カーテン全体を濃い茶系にしてしまうと、重々しくなりすぎるケースもあります。その際は、生地の一部に濃い茶の柄が入っていたり、濃い茶の糸を織り込んだ生地を選ぶといいでしょう。
例えば、スイスの世界的なファブリックスメーカーであるフィスバのコレクションを見ると、そうした事が綿密に計算されていることが分ります。一見しただけでは茶色がどこに使われているか分らないような生地も、ベースに茶系の糸が織り込まれていたり。インテリアとの調和がプランニングされているのです。
家具やベッドリネンと合わせる
ベッドリネンや寝具、クッションも合わせて選びたい |
同じ生地にこだわるよりも、色調や素材感を合わせていった方が、バランスのよい空間が実現します。例えばまったく違う柄でも、素材をシルクで合わせたり、同じ柄のコットンとレースを合わせるなど、色々な楽しみ方ができます。
ベッドリネンにもカーテンと同じモチーフの柄や、寝具、バスローブなども用意されています。上質なファブリックスに囲まれた生活は、つかれた心をいやし、エネルギーを与えてくれます。
フィスバ東京ショールーム
東京都新宿区西新宿3丁目7-1 新宿パークタワー
リビングデザインセンターOZONE 7F
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