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石灯籠に火が灯った幽玄な世界 「大照院の万灯会」

萩藩主毛利家の菩提寺「霊椿山大照院」で毎年8月13日に行われるがおすすめです。この寺には初代から12代までの偶数代の藩主が祀られ、墓前には600余の石灯籠があります。「万灯会」では静寂の中に立ち並ぶ600余の石灯籠すべてに火が灯り、幽玄な世界を作り出します。普段でも大変美しい寺院ですが、お盆の迎え火の万灯会は格別。ぜひ万灯会に合わせて訪れてください。

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毛利藩を祀る静寂の大照院

 

 

霊椿山大照院は、萩藩主(毛利氏)の菩提寺。このお寺では毎年8月13日、お盆の迎え火として、静寂の中に立ち並ぶ600余の石灯籠すべてに火が灯り、幽玄な世界を作り出します。

ひっそりと萩の南の山際に建つ静寂の大照院。ここは、2代藩主綱広が初代藩主秀就の為に再建した寺で、初代秀就、そして2代から12代までの偶数代の藩主が祀られています。このお寺の墓前には、藩士が寄進した600余の石灯籠が、緩やかな斜面に整然と立ち並び、普段でも大変美しい寺院ですが、お盆の迎え火の万灯会は格別。すべての石灯籠にロウソクが灯され、それはそれは幽玄な世界を作り出します。
 

 


ちなみに3代から11代までの奇数代の藩主の墓は、萩市の東側に位置する東光寺にあります。こちらにも藩士から寄進された500余の石灯籠が立ち並んでいます。こちらは毎年8月15日には送り火として万灯会が催されています。8月13日の大照院の迎え火を逃された方は、8月15日、東照寺の送り火をご覧になれば良いかと思います。

■大照院 万灯会
霊椿山大照院 
住所:山口県萩市椿青海4132
アクセス:JR萩駅から徒歩約10分(万灯会当日のみ、有料の臨時バスあり)
URL:http://hagi-kankou.com/event/184/

※データは記事公開時点のものです。

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