南国ムードたっぷり!フィリピン風カキ氷「ハロハロ」
日本のカキ氷に似ていますが、よりトッピングが豪華で贅沢気分を味わえる南国スイーツ。アイスを載せたり、ときにはプリンやマンゴーなどのトロピカルフルーツを盛ったり、パフェやサンデーに近いイメージです。ミニストップの夏のデザートとして日本でも有名な「ハロハロ」。しかし、本場フィリピンの「ハロハロ」は、やはりひと味もふた味も違うもの。粗めにかいた氷にエバミルク(無糖練乳)がたっぷり。赤や黄色、緑などトロピカルな色彩のトッピングも盛りだくさん。日本のカキ氷に似ていますが、よりゴージャスな南国スイーツです。
カラフルなトッピングの正体
甘く煮たヒヨコ豆やインゲン豆、ナタデココなど。店によって内容は違いますが、だいたいこれらの具が定番です。ウベという芋で作った紫色のアイスもメジャーな存在。そのほかにも、いろんな味のアイスクリームやマンゴーやジャックフルーツといったトロピカルフルーツ、ゼリー、コーンフレーク、プリンなどをぎっしり盛ります。「ハロハロ」の「ハロ」とは
フィリピンの言葉で「ごちゃ混ぜ」という意味。氷もトッピングもスプーンですっかり原型をなくすぐらいにかき混ぜて食べるのが作法です。器の底にはたいてい砂糖が溜まっているので、それもよく混ぜましょう。甘くて冷たくてミルキーで、中には味や食感の違う色とりどりのスイーツが隠れている。それがこの「ごちゃ混ぜ」の醍醐味です。
いかがでしょうか? この「ハロハロ」、フィリピンでは年中楽しめるちょっと贅沢な定番スイーツです。とくに気温が上がる3月から5月まではあちこちに屋台が出ます。ぜひ一度、本場の味を楽しんでみてください!