ボホール島でターシャに会うならココ!
世界最小のメガネザル、ターシャ。ストレスで自殺に走るほど繊細で、近年では絶滅が危惧されています。そんな彼らに安心して出会える非営利の保護施設を紹介します。ボホール島を中心に生息するフィリピンメガネザルのターシャ。成長しても体長はたった10cmほどの手乗りサイズという世界最小級のメガネザルです。丸くて大きな目と耳がなんとも愛くるしく、首を約180度曲げられるという驚くべき特徴を持っていたりもしますが、実はストレスで自殺を図るほど繊細なのだとか。
近年、絶滅が危惧されています
ボホール島にはターシャの保護施設がいくつかあります。そのひとつが「ターシャ・リサーチ&デベロップメント・センター」。ここでは係員の適切な案内のもと、ターシャを間近で観察できます。彼らは夜行性ということもありフラッシュ厳禁ですが撮影もできます。ヨーダやギズモにそっくり!
センター内ではターシャの骨格標本などの興味深い資料を展示。中には映画「スター・ウォーズ」のヨーダなどと、そのソックリ度を比較した写真も。「グレムリン」のギズモもターシャがモデルといわれているとか。せっかくターシャに会うなら
ちなみにこのセンターは非営利で、入園料はターシャの保護活動に使われるそうです。しかし、島内には保護センターとは名ばかりの観光施設も。そこではターシャに触ることができたり、フラッシュOKだったり。観光客には楽しい場所ですが、ストレスに弱い彼らには適切な環境とはいえないのが実情。せっかくなら、なるべくターシャの負担が少ないところへどうぞ!
■ターシャ・リサーチ & デベロップメント・センター
(Tarsier Research & Development Center)
・住所:km. 14, Canapnapan, Corella, 6337 Bohol, Philippines
・電話:0912‐516‐3375
・URL:http://www.tarsierfoundation.org