台北からの日帰り旅行も可能
台湾の大自然を楽しみたいならココがオススメ。断崖絶壁に大理石の山、不思議な多くの穴にキレイな色の川など見どころ満載です。台北からの日帰り旅行も可能です。台北から花蓮まで約2時間でタロコ号が走るようになってからは、太魯閣国立公園がより身近なものとなりました。観光は、花蓮駅までは電車で行き、駅周辺でバイクを借りて公園内に行くのが便利かと思います。以下、ここだけは見逃してほしくない4つのポイントをご紹介します。
まず「長春祠」は、絶壁を背に建てられた中国風の祠。中部東西横貫公路建設工事中に亡くなった方々の霊を慰めるために建てられたそうです。祠の下には滝も流れています。
次に「燕子口」は、岩壁に多くの小さな洞穴がある場所です。そこにツバメが巣を作ると言われていたためにこのような名前がつけられましたが、実際は巣が作られているということはないそうです。
そして「九曲洞」は、川が大きく曲折を繰り返し、壁がより険しく、谷がより深くなる場所です。道路のカーブが壁を縫うように延々と繰り返されるところから、このような名前がつけられたそうです。
最後に「天祥」、大沙渓と塔次基里渓が合流する場所です。太魯閣の入り口から約19kmの場所にあります。広い空間になっていて、食事処もあります。日帰りの場合、こちらで引き返すのがいいでしょう。12月には梅の花を楽しむこともできます。
■太魯閣国立公園
住所:台湾花蓮県秀林郷富世村291号
HP:http://www.taroko.gov.tw/Japanese/
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