広い敷地内の中国宮殿式建物の中に、辛亥革命などの中華民国建国や革命、抗日戦争などで戦死した約33万人の国民党政府の将兵の霊を祀っているのが「忠烈祠」です。
忠烈祠は1969年に竣工され、大門、中央広場、鐘楼、鼓楼、山門、大殿、文烈士祠、武烈士祠で構成されています。
また、忠烈祠は、衛兵交代のセレモニーで有名です。衛兵は1時間交代で大門と大殿を各2人ずつで守っているのですが、毎正時ごとに、陸・海・空軍より選抜された衛兵の交代式があり、5人一組の隊列を組んだ衛兵が、大門から大殿に向かって行進を開始します。
一糸乱れぬ行進と銃を扱う動きは見ものです。行進の足音、カシャン、カシャンという銃を回す音が、静まり返った敷地内に響き、とても神聖な気持ちにさせられます。
この衛兵がすごくて、1時間の間一瞬たりとも動かないのはもちろん、一度も瞬きをしていないんです(というように見えました)。でも、瞬きって、我慢してしないでいられるものなのでしょうか。何分もずっと顔を見ていたのですが、一回も瞬きしませんでした。不思議です。是非行って、確かめてみてください。
場所は中心部より少し離れているので、バスで行くことをおすすめします。
■忠烈祠
住所:104 台湾 台北市中山區北安路139號
電話:886 2 2885 4162
時間:9:00~17:00
定休日:なし
料金:無料
アクセス:
・台北市聯営公車208、213、247、267、287、21、42 - 忠烈祠バス停
・台北市聯営公車21、47、40、42、203、208、240、260、291、301、304、308、310 - 圓山バス停
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