パリの知られてない穴場スポット
16区のパレ・ド・トーキョー左翼にあたるパリ市立近代美術館は、意外と知られていない穴場スポット。右翼の現代美術センターでは現代アートの企画展が定期的に行われているほかレストラン、ブックショップも併設された一大アートセンターとなっています。
近代美術館では美術界ではさまざまな動きが見られた20世紀の作品を中心に扱っており、その数約8千点ほど。
内容もとても充実していて、ピカソ、マチス、ジャコメッティ、ブラック、イブ・クライン……と超有名アーティストの作品も多数。
特に大作「ダンス」のあるマチスの大展示室は必見です。
ドランの彫刻やフジタの絵もお見逃しなく。エコール・ド・パリのコーナーではシャガール、スーティン、ピエール・ボナールなどの貴重な作品たちを見る事ができます。
現在は企画展として「戦争におけるアート、ピカソからデュビュッフェまでの1938年~1947年のフランス」を2月17日まで開催中。
この充実度で常設展の入場が無料なのもパリ市立の美術館ならでは。セーヌ川に面した展示室からのエッフェル塔の眺めも最高ですよ。
■Musee d'Art Moderne de la ville de Paris(パリ市立近代美術館)
住所:11 Avenue du President Wilson, 75116 Paris
電話番号:01-5367-4000
入場料:常設展は無料、企画展は5~11ユーロ
開館時間:10:00~18:00(木曜は~22:00)
休館日:月曜・祝日
アクセス:メトロ9号線 イエナ駅より徒歩すぐ
HP:http://www.mam.paris.fr/
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