ヒンドゥー教徒が集まるインド旅行の定番都市
ヒンドゥー教の聖地「バラナシ」はインド旅行の定番。各地からヒンドゥー教徒が集まってきます。というのも、バラナシにはガンガー(ガンジス川)が流れており、ガンガーのそばで亡くなると、辛い輪廻から解脱できると考えているから。そんな聖なる「バラナシ」をせっかく訪れるなら、ガンジス川を心ゆくまで堪能したいもの。「沐浴」「ボートで遊覧」「屋上レストランから眺める」、この3つの楽しみ方について紹介します。ガンジス川で沐浴に挑戦
ガンガーといえばやっぱり沐浴。早朝、聖なる川で身を清めるのは忘れられない体験になります。ただし、衛生状態は…。頭の先まで浸かるのは、体調や旅程(万が一寝込んでも大丈夫かどうか)を検討してからに。対岸まで泳いで渡るのも危険。ボートで日の出や夕日を楽しむ
日の出、日の入りの時刻に合わせて乗るのが定番。朝日はガンガーから昇り、夕日は街の方に沈みます。「ダシャーシュワメードガート」で毎晩行われるプージャも、陸よりボートから見学したほうが気楽です。また、ボートに乗るとうれしいことがひとつ。それは、ガンガー沿いを歩いていると頻繁に声をかけてくる、多種多様な客引きから逃げられること。ちなみに、ガンガー沿いにはボートの客引きも多いのですが、時々法外な金額を要求されたりなどのトラブルが。ボートの手配は、宿泊しているホテルなどでお願いするほうが無難。時間や見学するポイントなども事前に取り決めを。
屋上レストランから絶景を眺める
例えば「プージャゲストハウス」(住所:D 1/45 Lalita Ghat, Varanasi 221001, India)など、ガンガー沿いには屋上がレストランになっているところが。本場のカレーなどを味わいながら、ガンガーの眺めをパノラマで楽しんでください!■バラナシ
住所:Varanasi, Uttar Pradesh, India
アクセス:バラナシ空港から約25km。またはバラナシ・ジャンクション駅、ムガル・サラーイ駅など4つ。
(バラナシで最も賑わう「ダシャーシュワメードガート」は、乗り物の立ち入り禁止。旧市街の中心地、「ゴードウリヤー交差点」で降りて徒歩5分程度)
※データは記事公開時点のものです。