中世の人の精巧な技術と装飾の素晴らしさを堪能できる
「Zeitglockenturm(ツィトグロック)」
ベルンの街に来たら必ず見ておきたい一番の見どころは、時計塔「Zeitglockenturm(ツィトグロック)」です。このベルンの時計塔は、スイスで一番古いものです。12世紀はここがベルンの街の入口でした。
1530年にゼンマイ式時計が取り付けられた後、人形の仕掛けも取り付けられました。
毎時4分前になると、仕掛けが動き出します。時間になったら時計塔の前でスタンバイしましょう。
黄金の鶏、砂時計を持った男、黄金のハンマーで時を刻むハンス・フォン・ターン、鐘を鳴らす道化師など、中世の人々が次々と行進します。ベルンのシンボル、熊も楽器や武器を持って行進に加わっているのでお見逃しなく。
この時計塔はバロック末期の影響を受けたスタイルで重厚な美しさです。
また、仕掛け時計のとなりにある天文時計もたいへん華麗です。時刻のほかに、曜日や日付、月や星座の位相まで示しています。
ちなみに、これら仕掛け時計と天文時計が、すべて1つの装置で作動しているというから驚きです。中世の人の精巧な技術と装飾の素晴らしさを堪能できる場所です。
<DATA>
■Zeitglockenturm(ツィトグロック)
住所:Zytglogge 1 3011 Bern
ホームページ:Zeitglockenturm
※このデータは記事公開時点のものです。