北のパリに咲く荘厳華麗な
「ワルシャワ王宮」
旧市街の入り口、王宮広場の東側に位置するワルシャワ王宮。1526年に国王ジグムント1世が居城にして以来、幾度となく破壊と再建を繰り返し、目まぐるしく変化する歴史に翻弄され続けてきたバロック様式の宮殿です。ジグムント3世の居城だった当時は、ヨーロッパで最も美しい宮殿の1つに数えられていた宮殿でしたが、第二次大戦時、王宮を含めたワルシャワ市街はドイツ軍の報復攻撃により徹底的に破壊。総て灰燼に帰してしまいました。
現在の王宮は他の旧市街の建物と同様、廃墟に残った建物の欠片を使って忠実に復元されたものです。但し、内部にあった価値のある調度品類は専門家の手により事前に国外へと持ち出されていたので難を逃れ、当時のままの状態で見学することができます。
内部見学はルートに沿って見て回るセルフガイド方式。残念ながら、日本語のオーディオガイドはありません。
豪華絢爛な装飾や家具、素晴らしい美術コレクションの数々など見所満載で、見ているだけで素晴らしいので詳しい説明がなくても楽しめますが、もし予算に余裕があれば、半日でも現地の日本語ガイドを手配すると、さらに充実した観光ができるでしょう。
■ワルシャワ王宮
・住所:plac Zamkowy 4, 00-277 Warszawa
・電話:+48 (0)22 35 55 170
・営業時間:
【火~土】10:00~16:00
【日】11:00~16:00
・定休日:
月曜日、11月1日、12月24日~25日、12月31日、1月1日、1月6日、3月29日
・アクセス:トラム停留所「Stare Miasto」目の前
・URL:http://www.zamek-krolewski.pl/
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