壮麗な寺院に向かって左手にはハスの花や美しい池が!
遺跡群の写真を撮る場合、ついつい正面でとっちゃいますよね。アンコールワットの場合も、いろいろなガイドブックを見ても、やっぱり正面の3つの塔が朝日や夕日を浴びているシーン。でもそれだけじゃ、おもしろくないなと思いまして……失礼ながら、股の間から撮ってみました。このアンコールワットは、12世紀前半、アンコール王朝のスールヤヴァルマン2世によって、ヒンドゥー教寺院として建立されました。敷地は東西1500m、南北1300m。幅200mの堀で囲まれ、1992年にアンコール遺跡として世界遺産に登録されています。
その壮麗な寺院に向かって左手には、ハスの花や美しい池があるのですが、股の間からのぞいてみれば、そこに映ったアンコールワットとの二重写し。まあ、きれい。
ちなみに、おバカなポーズを終えて身体を起こすと、世界の観光客の皆様が同じことをしておられました。一瞬だけ世界がひとつになったような一体感。ぜひ一度、お試しください。
そうそう、蛇足ですが、これからアンコールワットに行く方にアドバイスをひとつ。遺跡群の観覧には顔写真付きの入場券が必要ですが、入場門のところでササッと撮られるので、まぬけな顔になりがちです。各遺跡で何度も見せる大事なものですから、自分の番がきたら撮ろうとするお兄さんに待ったをかけて、キメ顔をつくることをおすすめします!
■アンコールワット
住所:Siem Reap, Cambodia
アクセス:シェムリアップの街から車で10分ほど。私は旅行会社のツアーで行きましたが、シクロやタクシーで来る方たちも多いようです
※上記データは記事公開時点のものです。