「プラナカン博物館」や「アラブストリート」で購入できる可愛い食器
中華系、マレー系、インド系など様々な文化を持つ民族が共存している国・シンガポール。そんな多民族国家の一つの象徴といえるのが、カラフルでなんともキュートなプラナカン食器です。プラナカンとは中国からシンガポールやマレーシアにやってきた移民の子孫のことで、中国・マレー、そして様々な文化を吸収して独自の文化を創り出しました。食事や建築、ファッションなどその独特の文化は多岐にわたりますが、その中の一つが食器。一度見たら忘れられないピンクやペパーミントグリーン、レモンイエローといった鮮やかな色合いは東南アジアらしく、そしておめでたい鳳凰や満開の牡丹の絵柄はいかにも中国。
ガイドブックなどを見ると、観光地からちょっと外れた「プラナカン博物館」でプラナカン食器は手に入る、と書かれていることが多いのですが、私は観光スポットとして人気の「アラブストリート」のお店で沢山のプラナカン食器と出会いました。これもまた多民族国家・シンガポールらしい出来事。食器とともに忘れられない思い出になりました。
■プラナカン食器
購入可能場所:プラナカン博物館やアラブストリートのお店
※データは記事公開時点のものです。