インテリアコーディネーター試験/インテリアコーディネーターの基礎知識

インテリアコーディネーター資格試験とは

幅広い基礎知識と基礎技術を持つ資格者の輩出を目的に誕生したのがインテリアコーディネーター資格試験です。どんな試験なのでしょうか?その概要についてご紹介します。

執筆者:荒井 詩万

インテリアコーディネーター資格試験とは?

住まい手のライフスタイルに合った快適な空間を提案するインテリアコーディネーター。
インテリアコーディネーター資格試験は、インテリアの幅広い知識と基礎技術を持つ資格者の輩出を目的に誕生しました。公益社団法人インテリア産業協会が実施しています。
インテリアを総合的な産業として発展させていこうという時代の要請が高まり、インテリア関連団体や企業、当時の通産省(現 経済産業省)の後押しを得て、1983(昭和58)年に発足。
2012(平成24)年度試験で30回目を迎えています。
インテリアの幅広い知識と技術が提案には必要です。

インテリアの幅広い知識と技術が提案には必要です。


どんな試験なのでしょうか?

1次試験と、2次試験があります。

1次試験
はインテリア商品と販売の基礎知識を問う「販売」と、インテリア計画と技術の基礎知識を問う「技術」の2つがあり、それぞれマークシート方式で制限時間は100分です。
年齢・性別・学歴・職業・経験は問わず、受験することができます。

2次試験
は、1次試験に合格した人のみが受験できます。1次試験で確認された基礎知識をもとに、「論文」と実際にインテリア計画のプランを作成する「プレゼンテーション」です。従来、この2科目はそれぞれ独立した科目でしたが、2011(平成23)年度試験から一本化され、総合的に問う1科目となりました。制限時間は180分です。
毎年、1次試験は10月、2次試験は12月に全国各地(札幌・盛岡・仙台・高崎・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・高松・福岡・宮崎・沖縄)で開催されています。

受験タイプと受験料は、3つに分かれます。
基本タイプ(1次試験+2次試験) 14,000円(税込)
1次試験先取りタイプ(1次試験のみ) 11,000円(税込)
2次試験専攻タイプ(2次試験のみ) 11,000円(税込)
※1次試験不合格の場合は、2次試験を受験できません。

また、1次試験免除制度があります。
下記の場合は次年度から3年間 1次試験の合格科目が免除となります。
・1次試験に合格し、2次試験でご不合格の場合
・1次試験の2科目のうち、1科目を合格した場合
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