インテリアコーディネーター試験/インテリアコーディネーターの基礎知識

インテリアコーディネーター資格試験とは(2ページ目)

幅広い基礎知識と基礎技術を持つ資格者の輩出を目的に誕生したのがインテリアコーディネーター資格試験です。どんな試験なのでしょうか?その概要についてご紹介します。

執筆者:荒井 詩万

受験者と合格者の概要

資格試験を実施している公益社団法人インテリア産業協会の最新試験資格情報では、2012(平成24)年度に行われた第30回資格試験の最終合格者は2,554名

1次試験は2012年10月に全国13受験地で10,922名を対象に実施され、2,942名が合格。
合格率は30.9%でした。
また、2次試験は2012年12月に全国13受験地で、1次試験合格者の2,812名と1次免除者1,788名を加えた4,600名を対象に実施され、合格率は63.4%と前年に比して3.3%増。
最終合格率は27.5%と前年比0.8%増となりました。

どんな人が受験しているのでしょうか?

前ページの通り、インテリアコーディネーター資格試験には受験資格がありません。
「インテリアコーディネーターになりたい!」という気持ちがあり興味がある方なら、年齢・性別・学歴・経験に関係なく受験することができます。

2012(平成24)年度に行われた第30回資格試験では、合格者の年齢別で見ると8割近くが39歳以下で若い世代が多数を占める傾向が続いているようですが、最年少合格者は18歳、最年長合格者は74歳とのこと。
また、男女別構成では女性が74.8%と高い比率ではありますが、男性も多く受験しています。

業種別では、住宅関連業種(住宅・建設・内装)やインテリア関連業種(ファブリック、家具、壁装・建築材料、住宅設備・部材、インテリア総合)などのインテリア関連業種が全体の約6割。
「すぐに仕事に結びつけたい」という方が多いようです。

一方、他業種や主婦・学生など「ステップアップ」や「自宅のインテリアコーディネートやリフォームに知識を生かしたい」、「就職にプラスになるように」という方も少なくありません。
幅広い年齢層、職業、目的の方に注目されている資格試験です。

次回からは、1次試験・2次試験の詳細についてご紹介します!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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