城下町で粋に夜遊び ~岐阜県郡上八幡「中嶋屋」~

ねこやど

中嶋屋の看板猫

「徹夜おどり」で有名な岐阜県郡上八幡にある「中嶋屋」。城下町の商店街にたつ木造二階建ての旅館です。客室は9室。入り口の暖簾をくぐると、奥の方から流れてくる涼やかな風にのって木の香りが漂います。町家造りの良さですね。歴史ある外観とは裏腹に洗練された設え。女友達の家に遊びに来たかのような優しい雰囲気となっています。


 


 

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宿は町家造(中嶋屋)

ここ中嶋屋旅館は、“片泊まり”といって朝食だけを用意してくれる宿。でもご心配なく。町へ繰り出せば美味しいものがたくさんありますから。地元民が愛するB級グルメ“パリパリ焼きそば”や寿司屋などがオススメです。
看板猫は元気なオテンバ娘。物怖じせずに客間へトコトコ。夜中に帰ると玄関で迎えてくれる場合も。若さゆえのおもてなしですね。

郡上八幡は水路が巡る水の町。夕涼みがてら粋にハシゴ酒などいかがでしょう。ご夫婦や母娘で訪ねてほしい猫宿です。


 


■岐阜県 郡上八幡 「中嶋屋
住所:岐阜県郡上市八幡町新町940
TEL:0575-65-2191 
地図:Yahoo!地図情報
 

猫がいて、いい理由

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客室でかくれんぼ(中嶋屋)

“ねこ宿”を“いい宿”とする理由をあげてみましょう。
1点目は“猫に勝る理由”があること。「猫がいなければ泊まるのに…」という方も相当数いるでしょう。にも関わらず潜在客を自ら逃し、あえて“猫”というハードルを掲げているのです。
それでも宿の経営が成り立つのは上顧客がいるから。“猫”以上に、料理の美味しさ、温泉の良さ、宿主の人柄など、何度も訪ねたい理由があるのです。
2点目は“クリンネス”が徹底していることです。旅館業は法律で定められた衛生管理施設でもあるので、猫がいることは宿にとってリスクでもあります。つまり、猫がいない宿以上に、清掃や備品の手入れなどへの気配りがされていると言えるのです。


 
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伴田良輔著「猫のいる宿」日本出版社

最近は“ネコワーキング”といって、猫と働く新しい仕事のスタイルがあるそうです。猫を通じて交流が深まり、猫にタッチすることで癒しの効果が得られるといいます。

猫にふれあえる宿が集められた本。伴田良輔著「猫のいる宿」(日本出版社)は、“ねこ宿”を巡るには参考になります。



猫のように昼寝してみる。猫のようにじゃれてみる。猫のように無関心になってみる。
そんな風に、ゆる~く過ごしたくなるのも“ねこ宿”ならでは。新しい旅のスタイルに加えてみてはいかがでしょうか。

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