子供と遊ぶ/子供とおでかけ(東北)

子連れで行きたい東北のミュージアム(2ページ目)

郷土の文化・風土を感じられる東北のミュージアムを、親子で一緒に楽しみましょう。大人だけでなく、子どもも楽しい。子どもだけでなく、大人も楽しい。そんなミュージアムをご紹介します。

執筆者:井藤 雪香


宮城の多種多様なミュージアム

東北第一の都市仙台市がある宮城県にはユニークなミュージアムがたくさん!

宮城県美術館(宮城・仙台市)
宮城県美術館

彫刻のある庭園が気持ちいい宮城県美術館(写真提供:宮城県観光課)

宮城県および東北地方にゆかりのある作品を中心に、明治時代以降現代までの日本画、洋画、版画、彫刻、工芸など幅広い展示がされています。
また、『おおきなかぶ』の挿絵で知られる佐藤忠良の記念館も併設されていて、たくさんの動物の彫刻に触れ合うことができます。
「造形遊戯室」には木製の遊具や絵本が。子どもが自由に遊ぶことができます。

住所:宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1(アクセス
電話:022-221-2111
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(休日の場合その翌日)
観覧料:常設展/一般300円・大学生150円・高校生以下無料、特別展/展覧会ごとに設定

 

感覚ミュージアム(宮城・大崎市)
感覚ミュージアム

鏡に囲まれた「エアートラバース」(写真提供:感覚ミュージアム)

日本で初めての五感をテーマとするミュージアムです。部屋ごとに光や香り、音などを使ったさまざまなアートを体感。不思議な世界を、親子で共有することができます。

住所:宮城県大崎市岩出山字下川原町100
電話:0229-72-5588
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(休日の場合その翌日)
入館料:大人500円・高校生300円・小中学生250円、幼稚園以下無料

 

仙台万華鏡美術館(宮城・仙台市)
仙台万華鏡美術館

予約不要の万華鏡手づくり体験(写真提供:仙台万華鏡美術館)

世界中の万華鏡が見学できる「仙台万華鏡美術館」。筒の中のキラキラと輝く世界に魅了されます。
子どもには予約不要で万華鏡が作れるかんたん体験が人気。小さい子どもでもキレイに画像がつくれるそう。

住所:宮城県仙台市太白区茂庭字松場1-2(アクセス
電話:022-304-8080
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日:なし(臨時休館日あり)
入館料:一般900円・70歳以上450円・小中高生150円

 

地底の森ミュージアム(宮城・仙台市)
地底の森ミュージアム

遺跡を発掘されたままの状態で公開しています(写真提供:地底の森ミュージアム)

2万年前の氷河期の森林跡と人類の活動跡が公開されているという、世界でも珍しいミュージアム。2万年前の森を再現した「氷河期の森」では、実際に氷河期の植物を観察することができます。
日曜・祝日の13時~15時には、予約不要・無料で参加できる「石器を使ってみよう」という体験メニューがあります。

住所:宮城県仙台市太白区長町南四丁目3-1(アクセス
電話:022-246-9153
開館時間:9:00~16:45(入場は16:15まで)
休館日:カレンダーをご参照ください
入館料:一般400円・高校生200円・小中学生100円

 

仙台市天文台(宮城・仙台市)
仙台市天文台

外の広場ではお弁当を食べてもOK(写真提供:仙台市天文台)

たくさんの大型展示と多彩なイベントで、幼児から大人まで楽しめる施設。親子で壮大な宇宙の世界に触れましょう。
プラネタリウムは1日2回(土曜日は7回・日曜は5回)。土日祝日は「こどもの時間」の投影もあります。
キッズルームやミュージアムショップもあり。ショップには宇宙食などの天文グッズがたくさんあるので、チェックしたら楽しそう。

住所:宮城県仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29-32(アクセス
電話:022-391-1300
開館時間:9:00~17:00(土曜日は21:30まで※展示室は17:00まで、最終入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日・第3火曜日 (祝休日の場合はその直後の平日に休館)、年末年始 ※学校長期休業期間中は開館
観覧料:展示室/一般600円・高校生350円・小中学生250円、プラネタリウム/一般600円・高校生350円・小中学生250円 ※セット券・年間パスポートあり

 

仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール(宮城・仙台市)
アンパンマンこどもミュージアムエントランス

エントランス(写真提供:仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール)©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

アンパンマンこどもミュージアム

楽しいショーも♪(写真提供:仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール)©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

2011年7月に、仙台駅東口にオープン! 仙台駅東口から徒歩9分の立地にあるのでアクセスは抜群。県外からもアンパンマンたちに会うためにたくさんの人が訪れます。
ミュージアム・エリアでは、アンパンマンと仲間たちの街を再現。子どもの好奇心をくすぐるたくさんのしかけや遊具があります。また、アンパンマンたちとおねえさんによる楽しいステージも毎日開催! げんき100ばいで楽しめます。
ショッピングモール・エリアでは、ここにしかないグルメに注目。「ジャムおじさんのパン工場」も大人気です。

住所:宮城県仙台市宮城野区鉄砲町145(アクセス
電話:022-298-8855(10:00~18:00)
開館時間:ミュージアム/10:00 ~ 18:00(最終入館17:00まで)、ショッピングモール/10:00~19:00、アンパンマン&ペコズキッチン/10:00~20:00(ラストオーダー19:00) ※季節により変動あり
休館日:元日 ※臨時休業あり
入館料:1,500円→特別価格1,000円(税込・1歳以上) ※2013年3月現在 ※1歳以上小学生以下の子どもは記念品つき

 

石ノ森萬画館(宮城・石巻市)
石ノ森萬画館

印象的な外観も魅力(写真提供:石ノ森萬画館)

石巻市、北上川河口の中瀬に立つ「石ノ森萬画館」。東日本大震災の影響で長期休業していましたが、2012年11月に暫定的にオープン。その後リニューアル工事を経て3月23日に完全再オープン!
生まれ変わる石ノ森マンガの世界を、童心に返って楽しんでみてはいかがですか。もちろん、子どもたちも喜ぶこと間違いなし!

住所:宮城県石巻市中瀬2-7(アクセス
電話:0225-96-5055
開館時間:3月~11月/9:00 ~ 18:00(最終入館17:30まで)、12月~2月/9:00~17:00(最終入館16:30まで)
休館日:3月~11月/第3火曜日(祝日の場合は翌日)、12月~2月毎週火曜日(祝日の場合は翌日) ※GW・夏休み・お正月期間中は無休 ※2月12日~3月22まで閉館
入館料:大人800円・中高生500円・小学生200円

子どもと楽しみたい、東北各地のミュージアム

まだまだあります、東北の子連れミュージアム!

フェライト子ども科学館(秋田・にかほ市)
フェライト子ども科学館

「カレイドチューブ」の不思議な世界(写真提供:フェライト子ども科学館)

好奇心がくすぐられる、大人も子どもも楽しい科学館です。アトラクションなど体験型の楽しい展示がたくさん!
土曜日を中心に開催される科学実験教室も要チェック。子連れには、無料の児童遊戯室があるのも嬉しいところ。

住所:秋田県にかほ市平沢字宝田4-1(アクセス
電話:0184-32-3150
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合その翌日)
入館料:展示室/高校生以上500円・小中学生300円、ファンタジーシアター/高校生以上200円・4歳以上100円

 

宮沢賢治童話村(岩手・花巻市)
宮沢賢治童話村

賢治の学校内にあるホール(写真提供:岩手県観光協会)

今にもジョバンニや又三郎、山猫がでてきそうな、宮沢賢治の童話の世界が広がります。「銀河ステーション」をくぐると、「賢治の学校」が。中は、「ファンタジックホール」、「宇宙」、「天空」、「大地」、「水」の5つのゾーンに分かれています。
親子で童話の世界に入ってみてはいかがですか。

住所:岩手県花巻市高松26-19(アクセス
電話:0198-31-2211
開館時間:8:30~16:30
休館日:12月28日~1月1日
入館料:一般350円・学生(高校生も)250円・小中学生150円

 

浜田広介記念館(山形・高畠町)
浜田広介記念館

浜田広介記念館展示室(写真提供:浜田広介記念館)

“日本のアンデルセン”と呼ばれている童話作家・浜田広介の記念館です。
代表作「泣いた赤おに」や「りゅうの目のなみだ」のマルチスライドなど、目と耳で童話を楽しむことができます。
図書スペースにはひろすけ童話をはじめ、国内外の絵本や紙芝居、少年小説など約3000冊を所蔵。自由に読むことができます。

住所:山形県東置賜郡高畠町大字一本柳2110番地(アクセス
電話:0238-52-3838
開館時間:9:00~17:00(12/1~3/31は9:30~、最終入館16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合その翌日)、祝日の翌日、12月28日~1月4日 ※臨時休館あり
入館料:大人500円・学生300円・小中学生200円・幼児(3歳以上)100円

 

いわき市石炭・化石館 ほるる(福島・いわき市)
ほるる

化石展示室(写真提供:うつくしま観光プロモーション推進機構)

2010年4月、新たな愛称「ほるる」とともにリニューアル!
化石展示室には、いまにも動き出しそうなたくさんの化石が展示されています。ダイナミックさを倍増させる音と照明の演出が魅力。
実際にどんな方法で石炭を掘っていたのかを再現した模擬坑道も人気です。

住所:福島県いわき市常磐湯本町向田3-1(アクセス
電話:0246-42-3155
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30まで)
休館日:第3火曜日(祝日の場合その翌日)、元日 ※臨時休館あり
入館料:一般630円・中高大学生420円・小学生320円

 

ムシテックワールド(福島・須賀川市)
ムシテックワールド

「なぜだろうランド」(写真提供:うつくしま観光プロモーション推進機構)

季節に応じた野外体験や昆虫の飼育講座、実験や工作などを通して、自然の不思議・科学の楽しさを学習できる体験型の施設です。
昆虫の視点から飛行・捕食・行動などの生態を知ることができる大型展示室やダイナミックな実験ライブショー、本格的なフライトシミュレーター体験と、内容盛りだくさん。たっぷり楽しめます。(対象5、6歳~一般)

住所:福島県須賀川市虹の台100(アクセス
電話:0248-89-1120
開館時間:9:00~16:30
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土日の場合は開館)、12月29日~1月3日 ※臨時休館あり
入館料:一般400円・学生(高校生も)200円・小中学生100円 ※フライトアカデミーは「パーソナルフライトシミュレーター」1回100円、遊覧飛行コース1回200円

※展覧会などの最新情報は各オフィシャルHP等でご確認ください。
※情報は2013年3月現在のものです。最新情報について変更となっている可能性があります。予めご了承くださいませ。
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