背骨を整えてウエストを絞る！(2ページ目)

スライド運動にチャレンジしてみましょう！

1.両足を肩幅に開いて自然に立ちます。

【ポイント】
つま先の方向に注意します。理想は両足のつま先が平行になっていることです。
膝は曲げ過ぎないで軽く緩める程度に調整します。
呼吸を楽にして、全身をリラックスします。
2.心が静かになったら、両手を持ち上げます。

【ポイント】
足の裏を緩め、床に張り付いているような状態をキープします。
足の裏・腰・手のひらが繋がっているイメージを持ちます。
3.両手を上まであげたら、頭のてっぺんにある百会というツボをイメージします。

【ポイント】
イメージを強く持ちすぎてしまうと、精神的に疲れてしまうので、心地良い程度にしておきます。
どうしても強いイメージを持ってしまうときは、足の裏を緩ませると心が落ち着きます。
4.両手をお腹の下(股関節の辺り)まで下ろして固定します。

【ポイント】
肘を少し前に出すのがコツ。肘を緩めすぎると、肩甲骨が動きにくくなります。
5.重心(背骨の位置)を真ん中に保ったまま、ゆっくりと左に回転します。

【ポイント】
無理にねじろうとせずに、下から上に向かってゆっくりと各関節がスライドしていくように回転するのがベスト。
目安は足の裏に力が入りそうになったら停止することです。
6.左右にスライド運動を繰り返します。

【ポイント】
水に浮かんだボールをイメージして両手で軽くおさえます。
ボールが動かされているのに気がつかないくらい優しく動くのが、繊細な筋肉をつけていくコツです。
7.全身がスッキリしたら4の姿勢に戻り、もう一度1～4の動きを行って、最後にお腹の中心を温めます。

【ポイント】
女性は左手を上にして重ねます。（ちなみに男性は右手が上になります）

シンプルで疲れないのに効果を得やすい理由

リラックスしながら左右対称にスライドすることで、背骨や骨盤の歪みを自分で感じることができます。毎日少しずつ続けていると自然に自己矯正されていきますので、腰が動かしやすくなり、ウエスト部分の深層筋が発達します。

骨盤が硬い状態のまま無理にねじるだけでは、ウエストは美しくくびれません。動ける骨盤と、動ける筋肉をつけていくことが、健康美を実現する最短ルートです。

日常的な姿勢や何気ない動作が変わっていくと、安定したウエスト・ラインをキープできるようになり、季節やライフ・スタイルの変化に強くなります！