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異国情緒溢れる熱帯の古都、サルバドールの1日(2ページ目)

アフロ・ブラジリアン文化に彩られる世界遺産都市、サルバドールのハイライト を効率よく廻るモデルプランです。

東 リカ

執筆者:東 リカ

ブラジル・アメリカ・ポルトガルガイド



世界遺産の旧市街を散策~伝統芸能のステージ

igreja Sao Francisco

サンフランシスコ教会

日差しが強い時間帯は、屋内を中心に見学するのが正解。リオ・ブランコ宮殿、バジリカ大聖堂、サンフランシスコ教会など、「上町」にあるバロック形式の建造物が王道です。特に国内で最も金の使用量が多いと言われるサンフランシスコ教会は、豪華で一見の価値があります。

<DATA>
Igreja e Convento de São Francisco(サンフランシスコ教会)

住所:Praça José de Anchieta, s/nº (Cruzeiro de São Francisco), Pelourinho, Centro Histórico
電話: (71) 3322-6430/3321-9822
入場料:R$5.00(一般)
見学可能時間:月曜~土曜、9時~17時30/日曜日の14時~17時(変動あり)
ミサ開始時刻:月曜・水曜~金曜7時、18時/ 火曜7時、8時、16時、18時/土曜7時30/日曜8時


また、昼食にぜひ試して欲しいのが、料理学校の生徒さんが作る40種類ものバイーア料理が、ビュッフェ形式で楽しめる「セナキ・エスコーラ・レストラン」。美しいコロニアル形式の邸宅内にも関わらず、値段も手頃で、サービスも初々しく好感が持てます。

<DATA>
Restaurantes Escola do Senac(セナキ学校レストラン)
住所:Praça José de Alencar, 13 a 19 - Largo do Pelourinho
電話:(71)3324-8129
座席数: 240
営業時間: 11h30~15h30

 

cidade alta

世界遺産に続く旧市街「上町」

日差しが多少弱くなってきたら、石畳の細道を抜けて世界遺産のペロリーニョ広場へ。カラフルなコロニアル建築はもちろん、多くのお土産屋さんやカポエイラの実演を冷やかしたり、また、マイケル・ジャクソンのプロモーションビデオにも登場したアーティスト集団「オロドゥン」に代表されるパーカッションバンドの後を付けたりして、思い思いに過ごしましょう。このエリアには、露天やオープンバー、レストランなどが多いので、腹具合に合わせて好きなお店で20時前までつぶして下さい。

というのも、通常20時からテアトロ・ミゲル・サンターナ劇場でダンスカンパニー、バレ・フォークロリコ・ダ・バイアの伝統芸能のショーが行われます。これは、アフロ・ブラジリアン文化が凝縮されており、必見なのです。観光客相手のチャラチャラしたものではなく、ニューヨークタイムズ紙も「現代、世界で最も重要なフォークロアダンスカンパニーの1つ」という本格派です。

bateria

パーカッションバンド

そして、ショーの後も、まだまだ元気、というのであれば・・・ペロリーニョ広場界隈のバーで飲んだり、広場の野外ライブを訪ねたり。また、ベルメーリョ海岸まで足を延ばせば、宵っ張りの若者相手の屋台が並んでいます。夜の海を眺めながら一杯やって1日を締めるのも乙ですね。


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