日経平均株価の過去10年間のチャートを見てみましょう。
株価が高い時もあれば安い時もあります。他の銘柄も同じように、株価は上げさえを繰り返しています。この動きを考えると、一つの銘柄を長く保有すれば儲かるというわけではないのがわかりますね。ですから、株を買ったら愛着を持つのではなく、割り切って銘柄を入れ替える方が賢明と言えるでしょう。
色々な業種の銘柄を探そう
では、どのように銘柄の入れ替えを行えばよいのでしょうか?一般的に、株価は株式市場の流れや外的要因等に左右されます。例えば、為替が円高に動けば、輸出関連銘柄が軒並み売られるという風にです。ですから、銘柄を選ぶ際には、同じ業種の銘柄ばかりを買うのではなく、違う業種の銘柄を買った方が株価が値下がりするダメージを小さくできます。
そして、投資資金も限られていますので、株価が上昇した銘柄を売り、安くなった銘柄を買うという風に、選んだ異なる業種の銘柄を入れ替えながら売買していくのがよいでしょう。
業種別の株価の動きを考える方法としては、ランキング情報や業種別指数等を活用すればよいでしょう。どのような業種の銘柄の株価が動いているのか、ある程度追跡することができます。
ランキング情報については、「株で儲ける!銘柄を発掘するランキング情報活用術」を参考にして下さい。
なお、多くの人は昼間は仕事をしているでしょうから、これらの情報は一日の取引が終了した後、翌日の前場の取引が始まるまでに確認し、同時に選んだ銘柄を株価ボードに登録します。そして、できれば時系列で株価動向を把握したいので、株価チャートを併用して利用することをおススメします。
いつでも相場上昇の波に乗れる、自分だけの業種別お気に入り銘柄を発掘して、うまく銘柄を循環して売買できるようになりたいものですね。