子ども=幸せじゃない!家族の基本はあくまでも「夫婦」
まずは、家族の単位を、子どもを含めた形を「基本」ととらえないことが第一歩です。家族の基本はあくまでも夫婦。老後に向けて今後どんな人生を送るかを計画し、自分たちには子どもが本当に必要かどうかを、夫婦で真剣に話し合う機会を作ってください。
確かに、子育てという経験はほかには代えがたいもので、子どもを持って初めて知ることもたくさんあります。しかし、一方で子どもを持つことは経済的にも時間的にも大きな負担になり、失うものが少なくないのも事実です。晩婚で妊娠リミットが近いカップルほど、早急に、真剣に検討すべきです。
そして「自分たちの人生には子どもが必要」と決めたら、夫婦が協力して計画的に実行しましょう。不妊治療の専門家が「早くに気付いて治療すれば、自然妊娠が見込めるケースも多い」とコメントしているように、男女とも早めにアクションを起こすことが大切です。
また、子どもは要らない、という選択をするなら、夫婦の結びつきをより強固にしていけるよう、パートナーシップを改めて見直す必要もあるでしょう。
働き方も多様化、ライフスタイルも多様化している現在、家族の在り方の意識だけが旧態依然としているのは現実とあっていません。ライフマネジメントと併せて、子づくりマネジメント、夫婦の性生活のマネジメントもしっかり行うことが、今後ますます必要なのではないでしょうか?