ドイツの温泉で気をつけたいマナー
浴槽やプールに入る前にはシャワーを浴びる、休憩用ベッドに荷物を置きっぱなしにしない(場所取りをしない)、といったことは日本の温泉でも基本的なマナーですが、ドイツで特に注意したいのはサウナでのマナー。ドイツのサウナでは「板に汗をつけてはならない」というルールがあります。衛生面から考えると本来ならどの国のサウナでもそうした方がよいのでしょうが、ドイツではこのルールが徹底して守られています。サウナ室では腰かけた部分はもちろん、足の裏などにもタオルを敷いて体が直接簀子に触れないようにしましょう。また、サウナは大人が静かにリラックスするための場所なので、ぺちゃくちゃおしゃべりはご法度です。
温泉・サウナの必需品
ドイツの温泉には何を持っていけばいいの? という人のために、ガイドが温泉に行く時の持ち物リストをご紹介しましょう。■バスタオル
体を拭くためのものと、大きめのタオル(サウナ用)の2枚あると便利です。
■バスローブ
ドイツの温泉では、浴槽やサウナ室の外ではバスローブを着てリラックスするのが普通です。まれにバスタオルを巻いているだけの人もいますが、体を冷やさないためにもバスローブは必需品。バスローブやタオルは有料で借りることもできますが、ホテルの部屋にある場合は持参することをおすすめします。
■サンダル
床は水で滑りやすく冷たいので、ビーチサンダルや室内履きで移動しましょう。
■水着
バーデゾーンは水着着用の施設がほとんどです。
■ビニール袋
濡れた水着やタオルを入れるために、2~3枚あると便利です。
■お風呂セット
ドイツの温泉施設には、シャンプーやソープなどの備品はないことが多いので、ミニサイズのお風呂セットがあると便利です。女性は入浴後に使う化粧水やクリームなども忘れずに。
■水
サウナでは汗が大量に出るので、こまめに水分補給しましょう。ガイドはいつも1.5リットル入りのペットボトルを持参します。
■本
今日はのんびりするぞ! という時は本持参で。ドイツの温泉施設は休憩スペースがふんだんにあって快適。朝から晩まで一日中過ごす人も大勢います。