外貨預金・外貨MMF/外貨預金ビギナーにおすすめの銀行&買い方

とっておきの外貨預金法「FX口座の外貨預金」

おすすめは「証券会社でFX口座を開設して外貨預金をする」ことです。両替にかかる為替手数料が無料なこと、24時間取引が可能なこと、「売る」ことから取引を始められること、など多くの点で銀行の外貨預金よりお得ですし高利回りです。またFX=危険だと思われがちですが、仕組みは銀行での外貨預金と変わりません。

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外貨への両替には為替手数料がかかります

外貨預金をする時、円を外貨に両替してから預金を始めることになりますが、外貨への両替には手数料がかかります。そして、預金を終えた時には、外貨を円に両替しなければ基本的に引出せず、外貨を円に戻すのにも手数料がかかります。この手数料は、一般的に為替手数料と呼ばれています。
一例ですが、現在(2013年1月25日)米ドル預金における為替手数料最安値は、住信SBI銀行の0.09円/ドルです。1万米ドルを外貨預金すると、往復で1800円の為替手数料がかかる計算になります。

外貨預金は証券会社で

銀行で外貨預金をすると‘莫大な’為替手数料が必要となり、金利&為替動向次第ではトータルで利益がマイナスになる可能性があります。そこで対策として、FX(外国為替証拠金取引)を扱う証券会社でFX口座を開設し、外貨預金型FXで外貨預金をすることをおすすめします。

FX口座での為替手数料は、たいていの証券会社で無料となっていて、スプレッド(買値と売値の差)が実質上手数料となっています。しかし、そのスプレッドも銀行での為替手数料よりかなり安く設定されており、米ドルの手数料は最安でSBI FXトレードの0.11銭(1万米ドル以下の取引時に適用)となっています。1万米ドル購入による手数料は11円ですから、明らかに銀行での外貨預金よりお得です。

また、FX=危険、という概念を抱いている方が少なくないようですが、外貨預金型FXはレバレッジ(少額の資金を担保として多額の外貨取引を行なう仕組みのこと)を利かせずに取引しますから、仕組みは銀行での外貨預金と変わりません。

買い方のコツ&ポイント

銀行での外貨預金は「円高の時に買い円安になったら売る」のが取引手法となりますが、FX口座での外貨預金なら外貨を買うだけでなく、「売る」ことからも取引を始められますから、銀行での外貨預金よりもリスクを抑えた外貨預金が可能です。

その時の為替動向を見極め、円高に進みそうなら外貨を「売り」、その逆なら外貨を「買う」。これだけで簡単に外貨預金を始められます。

また、FX口座は原則24時間取引が可能ですから、急激な相場変動が生じた場合でもすぐに引出しできます。そして、銀行の金利よりもFXのスワップポイント(銀行預金の金利にあたる)の方がたいてい高利回りですから、金利面でもFX口座の方がお得です。
 

 


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