「多少失敗したっていいじゃないの」くらいでOK
前回の記事「育児ストレスはどうして起こる?」では、ストレスの起こるメカニズムについて書きました。そこでは、何か困ったことが起こったときでも「私ならやれそうだ」「なんとかなりそうだ」と思えるとストレスを発生させずに済み、「ムリだ!」と捉えてしまうと瞬時にストレスへと変わってしまうと書きました。
捉え方でストレス度が大きく変わる!
このように書くと、「『なんとかなりそうだ』なんて思えないから困っているのよ!」と感じる方もたくさんいらっしゃるでしょう。
ここでしっかりと見極めておきたいとても大切なポイントがあります。「なんとかなりそうだ」とは言っても、それは完璧にこなすという意味ではありません。「やれるところまでがんばってみよう」、もっと極端な話、「多少失敗したっていいじゃない」のようなくらいでOKなのです。この程度に自分への要求レベルを下げてあげると気が楽になり、気負うことなく、その問題に取り組めるようになるのです。
>>次ページは、育児、家事をストレスなくこなすポイントについてです。