器具を使わないファンクショナル・トレーニング
ファンクショナル・トレーニング自体には、ジム以外の場所でも行えるメニューが多いのですが、わざわざジムで行うのには理由があります。それは、体のバランスや動きのクセなどを修正するためです。右脚では、たとえ目を閉じていても片脚立ちができるのに、左脚だとふらついてしまう…など、多くの人の体にはゆがみがあります。それを補うため、無意識のうちに、動きにクセが出てしまっていることが多いもの。ファンクショナル・トレーニングでは、そうした動きのクセを修正し、体のバランスを整えて、体全体の機能を向上させていきます。そのためにも、専門のトレーナーにフォームをこまかくチェックしてもらい、正しいフォームでトレーニングをしていく必要があるのです。
fitbox FunC(フィットボックス・ファンク)では、トレーナーが一人ひとりのフォームをしっかりチェックできるよう、少人数のグループで指導をしています(希望があれば、マンツーマンでの指導も可能です)。
まずトレーニングの原則と、体の動かし方について説明をし、その後ストレッチも兼ねた、器具を使わない軽いトレーニングから開始していきます。軽いトレーニングと言っても、筋肉をしっかりと動かしていくので、なかなかにハード。この時点で汗がじんわりとにじんでくるほどです。
前後へのラン、サイドステップ、プランクなど、10種目程度を15分ほどかけて行っていきます。行っている間、ポイントごとにつま先の向きや姿勢など、必要に応じて体のクセを指摘されることも。自分ではまったく気づかなかったクセがわかり、新しい発見がありました。
インターバルを挟んだのち、次は器具を使ったメインのトレーニングをこなしていくことになりますが、その様子は次回にお伝えいたします。お楽しみに。