筋トレ・筋肉トレーニング/体幹トレーニング

今注目のファンクショナル・トレーニング ~前編~(2ページ目)

フィットネス先進国である米国では、すでに一般的になっている「ファンクショナル・トレーニング」。日本でも昨年から大手フィットネスジムやスポーツメーカーなどが注目し、話題を集めています。今回は前編・後編の2回に渡り、このメソッドの魅力をご紹介していきます。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

器具を使わないファンクショナル・トレーニング

片脚立ちをすると、体のゆがみがよくわかります

片脚立ちをすると、体のゆがみがよくわかります

ファンクショナル・トレーニング自体には、ジム以外の場所でも行えるメニューが多いのですが、わざわざジムで行うのには理由があります。それは、体のバランスや動きのクセなどを修正するためです。右脚では、たとえ目を閉じていても片脚立ちができるのに、左脚だとふらついてしまう…など、多くの人の体にはゆがみがあります。

それを補うため、無意識のうちに、動きにクセが出てしまっていることが多いもの。ファンクショナル・トレーニングでは、そうした動きのクセを修正し、体のバランスを整えて、体全体の機能を向上させていきます。そのためにも、専門のトレーナーにフォームをこまかくチェックしてもらい、正しいフォームでトレーニングをしていく必要があるのです。

いつも行っているプランクも、フォームを客観的にチェックしてもらうと、新しい発見があります

いつも行っているプランクも、フォームを客観的にチェックしてもらうと、新しい発見があります

fitbox FunC(フィットボックス・ファンク)では、トレーナーが一人ひとりのフォームをしっかりチェックできるよう、少人数のグループで指導をしています(希望があれば、マンツーマンでの指導も可能です)。

まずトレーニングの原則と、体の動かし方について説明をし、その後ストレッチも兼ねた、器具を使わない軽いトレーニングから開始していきます。軽いトレーニングと言っても、筋肉をしっかりと動かしていくので、なかなかにハード。この時点で汗がじんわりとにじんでくるほどです。

正しいフォームで行うことで、バランスが整えられ、体の機能が向上していきます

正しいフォームで行うことで、バランスが整えられ、体の機能が向上していきます

前後へのラン、サイドステップ、プランクなど、10種目程度を15分ほどかけて行っていきます。行っている間、ポイントごとにつま先の向きや姿勢など、必要に応じて体のクセを指摘されることも。自分ではまったく気づかなかったクセがわかり、新しい発見がありました。





インターバルを挟んだのち、次は器具を使ったメインのトレーニングをこなしていくことになりますが、その様子は次回にお伝えいたします。お楽しみに。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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