インテリアコーディネート/スタイル別コーディネート術

プロが教えるウォールステッカーの効果的な使い方(2ページ目)

ここ最近巷で流行り始めたウォールステッカー。インテリアを変えるのはなかなか大変ですが、簡単に効果がでるのは自作で壁を装飾することです。ただ貼るだけじゃない、プロのデコレーターならではのテクニックをご紹介します。

澤 曙憙誕

執筆者:澤 曙憙誕

内装・インテリアガイド


人が頻繁に通る狭い場所こそウォールステッカー!

豪邸にお住まいの方を除けば、階段や廊下はそこまで幅がない場所ですよね。意外ともたれかかったりする場所でもあるので、出っ張りは厳禁ですが 、真っ白なのも味気ないですよね。階段や廊下はストーリー性をつくることで面白みが増します。

ウォールデコ

階段を上がるにつれて木が成長しています。


ウォールデコ

白樺が生い茂る小道のイメージです。



ニッチスペースを有効活用する!

皆さんの家の中にも無意識に手つかずの場所が沢山あります。今まで日の目を見なかった場所が、ウォールステッカーひとつでお部屋の「見せ場」になります。

まずは、「梁」。額を掛けるには、スペースも狭いし、何より安全面で不安がありますね。写真は、電線で休憩中の鳥達の光景をデザインしたウォールステッカーです。今まで気にかけた事もなかった梁のスペースがインテリアの主役になりました。

ウォールデコ

たったこれだけで空間に奥行ができます。



次は、幅の狭い柱のような縦長のスペース。こういった場所には、アルファベットでお気に入りのメッセージを記しましょう。

ウォールデコ

哲学的なメッセージですね。


ウォールデコ

ダライラマの言葉です。これで毎晩ゆっくり眠れそうですね。



ドア周りもなかなか手つかずのスペースですね。ドアや家具と合わせる時は、実際にそこにありそうなモノを組み合わせるとリアリティとユーモアのバランスがよくなります。

ウォールデコ

遠くから見るとホントに猫がドアの上に乗っているかのよう。



次のページでは、壁掛け時計を主役にした壁面アートをつくります!

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