自治体ホームページと現地下見で
我が家のニーズとの合致度をチェック

では、前ページで挙げた条件はどのようにチェックすれば良いか。各条件ごとにざっとご説明しましょう。

タコ公園

公園以外にも図書館や保健所、体育館など子どもと一緒に利用しそうな施設は必ず下見時にチェックしておこう(クリックで拡大)

●自然条件に恵まれ、子どもの遊び場が多い
事前に地図あるいは自治体ホームページを見ておき、週末の午後を狙って現地に行ってみるのがベスト。利用者を見ていれば子どもの数、年代などが分かりますし、会話を聞いていればどのような雰囲気の家庭が多いのかが分かります。公園などの遊び場があっても、子どもが遊んでいない場所もありますから、自然環境に恵まれている=子育てに良いと勘違いしないことも大事です。

 

また、希望する住まいから公園、遊び場までの経路の安全性なども見ておきたいところ。日常、親子で利用する公園と、週末に家族揃って遊びに行ける公園と、規模の違う公園のある立地がお勧め。

 

塾のポスター

子どもが多い街では塾や予備校、各種お稽古事教室なども多く、選択肢が豊富(クリックで拡大)

●子どものいる世帯の多い地域
前項同様、現地を歩いてみることで確認可能。小児科、子ども用の衣料品店、塾や予備校などが多いはずなので、住んだ後のためを考え、我が家で利用するかもしれない店舗、施設などは営業時間、定休日などを見ておいても。

子どもが多い地域ではそのメリットと同時に、保育所の定員が足りていないなどマイナス面も想定されます。利用した公的サービスの状況は必ずチェックしておくことが大事です。

 

小学校

通学校が決まっている場合には一度訪問してみるのも手。ただし、事前に連絡を入れておいたほうがスムーズ(クリックで拡大)

●文教エリア
一般的な言葉として、学校が多いことを指しているだけという場合と、都市計画法が規定する特別用途地区のひとつ、文教地区である場合があります。エリア内に建てられない業種が指定されるなど、住環境が保持されるのは後者。当たり前ですが、隣接地域には規制はないので、本当に特別用途地区内に立地しているかどうかを確認しましょう。

 

●自治体のサービス
自治体のホームページを検索、どのようなサービスを行っているのかを調べ、不明点があれば直接問い合わせてみるのが現実的で、かつ効率的です。子育てそのものを支援するサービスとしては、医療費助成が代表的なもので、働くお母さん支援としては保育所、学童保育や各種保育サービスなど。最近は一時預かりのサービスの種類が増えているので、上手に利用したいところです。

小中学校の教育では少人数学級の実施や独自科目、独自カリキュラムの導入、通学校の選択制などが目につくところ。ただ、これについてはどれが良いとは一概にも言えませんので、その自治体に住んでいる人などに意見を聞いてみるなど、自治体情報以外の情報入手も必要かもしれません。

公園のトイレ

公園ではトイレも要チェック。使い方を見れば、地域の公共マナーが分かる(クリックで拡大)

●安全
これも自治体のホームページで検索できます。防災に欠かせない市、区の地形や歴史などは自治体によって分量に違いはあるものの、必ずホームページで解説されていますし、各種ハザードマップも用意されています。自治体によってはホームページで検索できないこともありますが、その場合には下見時に市区役所、出張所などで手に入れましょう。

また、過去記事「子育てに良い街、3つのチェックポイント」では自治体情報、現地情報の見方を細かく説明してありますので、参考にしてください。防災、防犯に関してはやはり、過去記事の「災害に強い街を知るための3つの方法」「犯罪が起こりやすい街を見た目でチェック」があります。


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