金沢の観光・旅行/金沢の観光スポット

雪の兼六園の魅力(3ページ目)

国の特別名勝・兼六園は四季を通じて、趣ある景色を楽しむことができますが、今回は雪景色の兼六園をご紹介します。

執筆者:小林 万希子


時雨亭

時雨亭

時雨亭。お茶会など文化的行事などに有料で貸し出しもしています

時雨亭は5代藩主・綱紀が建てた蓮池御亭(れんちおちん)を、続く6代藩主・吉徳が建て替えた御亭にちなみ2000年に場所を改め再現したものです。庭側の和室など当時の平面図をもとに復元された部分もあります。

建物の軒先にはつららが連なり、屋根に積もった雪とのコラボレーションが楽しめます。もちろん中から眺める長谷池周辺の雪景色もおすすめです。また中ではオリジナルブレンドの抹茶や生菓子も食べることができます(呈茶は有料)。

■時雨亭
開亭時間:9:00~16:30(最終入亭16:00)
入亭料:無料
定休日:12月29日~1月3日
呈茶:煎茶 300円、抹茶 700円(和菓子付)


 


金沢市内の雪景色

兼六園から見た金沢市内。奥は卯辰山

兼六園から見た金沢市内。奥は卯辰山

兼六園からは金沢市内を見下ろすことができます。金沢の住宅の瓦の色は黒色が多く、雪の白と瓦の黒のコントラストや霞んだ山の景色などを望むことができます。

 


ライトアップ情報

ライトアップされた唐崎松(写真提供:金沢市)

ライトアップされた唐崎松(写真提供:金沢市)

兼六園では四季を通じてライトアップする期間があります。唐崎松やことじ灯籠などがライトアップされ、日中とは違った幻想的な雰囲気が楽しめます。

年や季節によって、ライトアップの日や時間が異なります。また金沢城ともあわせて無料開放やイベントなども開催されている時があるので、事前にチェックすることをおすすめします。


金沢の天気と兼六園散策

木々の下を通り抜ける道は要注意!

木々の下を通り抜ける道は要注意!

雪が降った翌日の晴れた朝、特に美しい雪景色を見る事が出来ますが、陽が高くなるにつれて気温が上がり雪が融けてくることに。すると、木の枝からしずくがぽたぽた落ちてきて、晴れていても濡れます。くれぐれも注意してください。

金沢の天気は変わりやすいのが特徴です。特に冬は外出する時に晴れていても、傘を持って行った方が無難なことが多いです。観光する時も傘を持っていると何かと便利です。

兼六園
住所:金沢市兼六町1-4
TEL:076-234-3800(金沢城・兼六園管理事務所)
入園料:300円
開園時間:7:00~18:00(10/16~2月末日、8:00~17:00)
定休日:無休
アクセス:金沢駅からバスで約15分兼六園下下車徒歩約3分
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