ブラジル/ブラジル基本情報

ブラジル旅行のモデルコース(2ページ目)

日本から見てブラジルは地球の裏側。飛行機の乗り継ぎも含め、約24時間かかります。 その上、ブラジルの面積は日本の約23倍! 広いブラジルのどこへ行って、何を見るべき? 「ブラジルに行ってきた」と胸を張って帰国報告していただける、ガイド厳選コースを紹介します。

執筆者:今井 紀子

ビーチ、サッカー、カーニバルを網羅できる都市 リオデジャネイロ

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リオデジャネイロといえばサンバ!カーニバルの時期に行けなくても、観光客向けのショーが開催されています。華やかな衣装と華麗なステップに目が釘付け
 


日本からブラジルへのフライトは、サンパウロ到着が主ですが、リオデジャネイロ着ももちろんあります。 リオデジャネイロはポルトガル語では「ヒオデジャネイロ」と発音します。ここは1763年から1960年までブラジルの首都でした。 多くの日本人が持つブラジルのイメージ(ビーチ、サンバ、サッカー)を体感できる場所といえるのではないでしょうか。 リオといえばカーニバル(カルナヴァウ、carnaval)が日本でも有名ですよね。カーニバルはもともとキリスト教のカトリックのお祭りです。 開催期間は、毎年太陰暦を元に決定するイースター(復活祭)の日から40日さかのぼった日を含む4日間です。2月中旬から3月初めと流動的で、2013年は2月9日から12日の予定です。 カーニバル中は世界各地から観光客が集まるため、ホテルの宿泊代が高騰します。カーニバルを見るための観覧席のチケットの手配も必要ですので、早めの準備をお勧めします。今回は、観光スポットを思い切り絞って、3ヶ所にしました。滞在期間の目安は、駆け足で周って1泊2日、ビーチで遊ぶ時間をとるなら2泊3日といったところです。

コルコバードの丘(Morro do Corcovado、モーホドコルコバード)

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世界中から観光客が訪れるコルコバードの丘。高さ30m、広げた両手の幅が28mある大きな大きなキリスト像!
 

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丘から見下ろすリオデジャネイロの街はジオラマのよう!思わず息を呑んでしまうような絶景

リオデジャネイロのシンボルと言っても過言ではないコルコバードの丘。2007年7月にはスイスのThe New7Wonders Foundationによって新・世界七不思議のひとつに選ばれました※。海抜709mの丘に立つ巨大なキリスト像を、テレビや雑誌などでご覧になったことはありませんか? ぜひ撮影したいキリスト像ですが、上手に撮るのはなかなか難しいです。ベスト撮影時間は午前中の早い時間。 観光客で込み合う人気スポットですが、この時間帯は人が少なめで、東向きに立っているキリスト像が逆光にならずに 上手に写真に収められますよ! 丘に登るには登山列車がありますが、時間によっては乗車券が完売でしばらく待たなくてはならないこともあります。 列車乗り場近くには、ワンボックス車の乗り合いタクシーが客待ちしています。 こちらは、乗る前に値段等を確認してから利用すると安心です。

出典:New7Wonders


ポンジアスーカル(Pão de açúcar)

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ポンジアスーカルは「砂糖パン」という意味です。「こんなところに岩が!」とびっくりする不思議なスポット
 

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夜明けや夕暮れに行ってもロマンチックな景色が楽しめる

小さな半島にボコッと突き出した面白い形の岩、それがポンジアスーカル(pão de açúcar)です。ベルメーリャ海岸 (Praia Vermelha、プライアベルメーリャ)にあるロープウェーに乗り、まずは半島の中ほどにある海抜220mのウルカの丘(Morro da Urca、モーホダウルカ)へ。 さらにロープウェーを乗り継いで海抜396mのポンジアスーカルに辿り着きます。ウルカの丘とポンジアスーカルを 結ぶロープウェーの所要時間は長くはありませんが、切り立った岩にぶつかりそうな迫力があります。

コパカバーナ海岸(Praia de Copacabana、プライアジコパカバーナ)

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突き抜けるような青い空と白い浜。ビーチバレーならぬ、ビーチサッカーを楽しむ人も! サッカー大国を実感させられる


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お土産物や水着を売る露店を覗くのも楽しい

日光浴や海水浴客で賑わう、リオデジャネイロを代表するビーチです。日本よりも湿度が低いので、気温の割には快適です。週末にもなると非常に込み合います。人ごみを避けたくなりますが、強盗にあわないためにも、早朝や夜の人の少ない時間帯はビーチで行動しないのが賢明です。

 

ポンジアスーカルやコルコバードの丘を見学した後、時間があればぜひマラカナンスタジアム (Estádio do Maracanã、エスタヂオドマラカナン)へ行ってみてください。日本総領事館のあるフラメンゴ地区からタクシーで 30分ほどです。観客席数約7万6000席※1のサッカー専用スタジアムです。ちなみに東京代々木の国立競技場の収容人数は約5万4000人※2です。 マラカナンスタジアムは、かつては20万人※3の収容という驚き大きさを誇っていました。 2014年に開催されるワールドカップに向けて改修され、決勝にも使用される予定です。試合のない日はスタジアムを見学できます。 スタジアムがデザインされたグッズを販売するショップもあります。

出典:
※1 portal2014
※2 日本スポーツ振興センター
※3 Wikipedia


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