まずは定番の銀閣寺へ
秋の京都は、平日でも修学旅行生や団体旅行客で混んでいるもの。京都の定番、銀閣寺も例外ではありません。銀閣寺に向かう坂道に並んだお土産を見ながら、ゆっくりとお寺に向かいましょう。
銀閣寺は正式名称が慈照寺。室町幕府八代将軍の足利義政により創立された東山文化を代表する仏閣・庭園であり、世界遺産です。
枯山水と奥の紅葉のコントラストが美しく、多くの人が訪れます。
■銀閣寺
住所:京都府京都市左京区銀閣寺町2
TEL:075-771-5725
ホームページ:銀閣寺
紅葉の穴場「真如堂」へ
銀閣寺から哲学の道を戻り、少し南へ下ると真如堂があります。参道は南側になりますが、北側からも階段で登ることが可能です。
984年に比叡山の戒算上人(かいさんしょうにん)が、阿弥陀如来を現在の地に安置し開山しました。
古い樹齢の紅葉やイチョウが秋にはカラフルに色づき、たくさんの人の目を楽しませています。
■真如堂
住所:京都府京都市左京区浄土寺真如町82
TEL:075-771-0915
ホームページ:真如堂
小さなお寺も見どころ
ガイドブックには載っていませんが、真如堂から東に少し進むと、「栄摂院」という、金戒光明寺の塔頭のお寺が現れます。いっけん見逃してしまいそうな入り口ですが、門の上に顔を出している鮮やかな紅葉が目印になります。
中に入ると庭園につながる扉があり、お堂の縁側からお庭を眺めることができます。紅葉をはじめ、色とりどりの木々が小さな池の周りと向こう側の盛り土に施され、その中に見守るように安置された仏様がいらっしゃいます。
決して広くはありませんが、少し異空間のような神秘的な雰囲気が漂うお寺です。
■栄摂院(金戒光明寺)
住所:京都府京都市左京区黒谷町121
TEL:075-771-3832
ホームページ:金戒光明寺