伝統とモダンの見事な融合も見所 パレ・ロワイヤル
リヴォリ通りとサントノレ通りを挟んでルーヴル宮殿の向かいにあるパレ・ロワイヤルは元はアレクサンドル・デュマの『三銃士』でお馴染みのルイ13世の宰相リシュリューの居城。パレ・ロワイヤルは、フランス革命が起こる2日前の1789年7月12日、カミーユ・デムーランが“市民諸君、武器を取れ!”と大演説して決起を促したことでも知られ、フランスの歴史に大きく関わってきた場所です。
現在は文化省や国務院が入居している他、お洒落なブティックやカフェ、画廊、アンティーク・ショップなどが軒を連ねるショッピング・スポットになっており、美しい庭園は散策するのにもってこいです。
回廊で囲まれた優美な中庭には、ダニエル・ビュランが制作した白黒ストライプの円柱や、ポール・ビュリイの幾つもの球体が集まったオブジェなどの現代アート作品が置かれ、伝統とモダンの見事な融合も見所の1つになっています。
■パレ・ロワイヤル
・住所:Palais-Royal garden, 6 rue de Montpensier 75001 Paris
・電話:+33 (0)1 47 03 92 16
・開館時間:【10月~3月】7:30~20:30、【4月~5月】7:00~22:15、【6月~8月】7:00~23:00【9月】7:00~21:30
・閉館日:無休
・入館料:無料
・アクセス:Palais-Royal / Musee du Louvre(メトロ1、7号線)すぐ
・URL:http://palais-royal.monuments-nationaux.fr/
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