12本の通りが放射状に延びている景観を凱旋門の上から眺めるのは格別
シャンゼリゼ通りの西端、シャルル・ド・ゴール広場に堂々と聳える戦勝を記念して建てられた壮麗なモニュメント「エトワール凱旋門」。ナポレオンが建設を命じ、ジャン・フランソワ・テレーズ・シャルグランが設計したエトワール凱旋門は1806年に着工。30年後の1836年に完成したのですが、皮肉にも2人とも完成を見ずして死去しています。
エッフェル塔と双璧を成すパリを象徴する観光名所で、初めてパリに来たらここを訪れずしては帰れません。エトワール凱旋門を中心にシャンゼリゼ通りを含め、12本の通りが放射状に延びている景観を凱旋門の上から眺めるのは格別の体験です。
高さ約50m、272段もの螺旋階段を自力で登るのは骨が折れますが(エレベーターは身障者や高齢者のみ利用可能)、登らないと凱旋門の魅力は半減。たとえ足がガクガクになっても、エッフェル塔はもちろん、サクレ・クール寺院も見通せる展望台からの360度広がる大パノラマを目にした途端、疲れなんて吹き飛びます。
■エトワール凱旋門
TEL:+33 (0)1 55 37 73 77
開館時間:4月~9月 10:00~23:00/10月~3月 10:00~22:30
定休日:1月1日、5月1日、12月25日
入館料:9.50ユーロ
URL:エトワール凱旋門
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