真っ白な外壁と3つのドームを持つビザンチン様式の教会
観光スポットが多いパリですが、思い出深い場所を紹介します。それは、パリ北部、かつてはユトリロやピカソが住んだモンマルトルにある「サクレ・クール寺院」です。真っ白な外壁と3つのドームを持つビザンチン様式の教会で、完成したのは1919年ということ。ちょっとエキゾチックな雰囲気があります。ここ、パリで一番高い場所なんだそうです。この丘に登るには階段があり、結構大変。ケーブルカーで登ることも可能です。寺院の前は緑あふれる広場になっており、休憩する人、絵を描く人、思い思いにすごす人を見かけます。また、映画「アメリ」「地下鉄のザジ」にも登場した、フランス映画ファン必見の場所でもあります。「アメリ」のメリーゴーランドもありますよ。
おすすめしたいのは、ドームの展望台です。中央のドームは高さ約80m。登る手段は長い螺旋階段のみ。234段の階段を息を切らして登った先からの眺めは感動的です。エッフェル塔がすっと伸びる街並み。パリにいることを実感できる場所だと思います。上まで登るのはなかなかハードなので、歩きやすい靴でチャレンジしてみてください。
サクレ・クール寺院で購入できるハートのネックレスチャームも、とてもかわいいのでお土産にしてもいいかもしれません。
■サクレ・クール寺院
住所:35, rue du Chevalier-de-la-Barre 75018
アクセス:メトロ2番線「Anvers」、もしくは12番線「Abesses」徒歩20分
営業時間:6:00~23:00 ※ドームは9:15~17:30
料金:無料 ※ドームは5ユーロ