猫のトイレのしつけ方は!?
トイレのしつけの話をする前に、少し猫の性質についてお話しします。猫のトイレは排泄とともに、ニオイによって仲間同士と情報を交換しています。つまり、自分の縄張りはここだと他の仲間に示すわけです。特に、子猫の場合、初めて連れてきた家にはその縄張りがありませんので、あちこちで用を足してしまいます。これは困りますよね。ここからが重要なポイントです。このとき、片付けた尿や糞を、決めたトイレの場所に置いてニオイをつけてやります。これは先ほど説明した猫の性質を利用するわけです。猫に自分が用を足した場所を覚えさせると、あとは自分から同じ場所でするようになります。
他の用を足した場所は消臭剤などでニオイを消しておきましょう。最初のうちは水を飲ませたり、餌を食べさせたりした後に、飼い主が猫を引っ張ってトイレに連れて行ってやるといいです。こうすれば猫がどこで用を足しかかを確認できます。用を足さないときは少し時間を置いてから試すといいです。
それと猫はきれい好きなので、尿や糞がいっぱいあるトイレは避けます。せっかく覚えさせても、トイレが汚れていたら用を足しませんので、トイレはいつも清潔を心がけてください。