1 つの空間にマルチの機能を持つ家
1. 地下ピットの入口を見上げる。 2. 床の段差のルーバー越しに光が入る。 3. 地下ピットの天井高は1.4m。右に集熱ダクトが見える。 |
建物の地下にはピット空間があります。高さは1,4mですが、広さは約14帖もあります。収納としてだけでなく、書庫や書斎としても使える多目的空間です。
1階の縁側は通路としての役割だけでなく、腰掛けや子供の遊び場なり、縁側と一体となった階段は部屋に面して開放しているので椅子としても使えます。
中間階の洗面スペースは、洗面及び廊下として、カウンターはテーブルとしての利用も可能となっています。
このように1つのスペースに2つ以上の機能を持たせることによって機能を重ねることで、建坪8坪弱という条件の中でもゆとりのあるスペースを作ることに成功しています。
◆建築データと建築家プロフィール