Perl プログラミングの概要
Perl プログラムの実体はテキストファイルで、ファイルを保存すれば即実行できます。Perl が動く環境の準備については次回説明しますが、基本的に実行は、コマンドライン(キーボードで命令を打ち込み)か、WebサーバにアップロードしたものをWebシステムとして動かすかのどちらかです。お手元のテキストエディタ(Windows なら「メモ帳」、Macなら「テキストエディット」、Unix なら 「Vim」など)でファイルを保存すれば、それがそのまま Perl プログラムという事になります。
試しに、以下のような内容のファイルを保存してみました。
実行するとこのようになります(Macのコマンドラインの場合)。use strict;
use warnings;
print "Name?: ";
my $name = <STDIN>;
chomp $name;
print "$name, welcome to the Perl world!\n";
PerlプログラムをMacの「ターミナル」上で実行した所
簡単でしょう?
Perlでできる事の範囲は結構広いのですが、この連載では気軽に使える分野から、身近な具体例を取り上げてPerlの魅力をご紹介していきたいと思います。