今日はPerlの宝、もしくは魔法の杖、もしくは足長おじさんのような心強い支援者とも言える CPANモジュールをご紹介します。

モジュールとは

「モジュール」とは、前回ご紹介したように、「既に作成してあるサブルーチン集」の事でした。自分が作ったサブルーチンのみならず、人が作ってくれたサブルーチンも、「use (モジュール名);」というおまじないを唱えるだけで使えるようになったのでしたね。

他のプログラミング言語では「クラス」「ライブラリ」等と呼ぶのと同じものです。

標準モジュールとCPANモジュール

Perl では、モジュールのうち、Perl 実行環境に標準添付されているモジュールを「標準モジュール」と呼びます。標準モジュールは比較的よく使われる機能のものを厳選して取り揃えてあります。これとは別に Perl には「CPANモジュール(しーぱんモジュール)」と呼ばれるものがあり、このCPANモジュールのラインナップが実は巨大なものなのです。CPANモジュールを使うと、プログラミングの時間を大幅に短縮できます。

ということで、以下のように2回に分けてCPANモジュールの概要と使い方をご紹介します。今回は「CPANモジュール」とは何かをつかみ、目的のモジュールを探すところまで行ってみましょう。

目次

CPANモジュールとは

モジュールは誰かが作ったサブルーチン集ですが、CPANというのは、作ったモジュールを公開して共有しているサイトの名前です(Comprehensive Perl Archive Network の頭文字)。この原稿の執筆時現在(2013年8月)は123,814個のモジュールが共有されています。

このCPANモジュールがPerlプログラマにとっての強い味方となる理由は、プログラムコードを提供してくれているという事の他に、そのインストール方法やドキュメントの形式が標準化されている点です。使いたいモジュールの名前が分かれば、簡単なコマンドでそのモジュールを自分の環境にインストールできます。

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