覚王山・日泰寺
個性派ショップ集まる門前町
覚王山(かくおうざん)は日泰寺(にったいじ)の門前町。覚王とはお釈迦様の別名で、これは日泰寺が日本で唯一、タイ王国から贈られた仏舎利(お釈迦様の遺骨)を安置することに由来します。寺と地下鉄駅を結ぶ参道周辺には、昔ながらの商店や食堂の他、エスニックなムードやアートの香り漂う個性的な雑貨店が軒を連ね、人気スポットとなっています。春、秋にはハンドメイドをテーマとした露店が並ぶおまつりも開催され、いっそう多くの人たちでにぎわいます。
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□「はじめての名古屋」
中村公園
秀吉ゆかりのスポットがいっぱい
豊臣秀吉ゆかりの地である中村は名古屋駅から西へ地下鉄で4区間。生誕の地に創建された豊国神社、この神社を中心に広がる中村公園、秀吉の銅像や産湯の井戸がある常泉寺、名古屋市秀吉清正記念館などがあります。地下鉄駅から中村公園へと向かう参道の入り口には、日本一の大きさを誇る高さ24m・笹木34mの大鳥居が見られます。
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□「愛知県イチ押し 武将観光コースガイド」
桶狭間古戦場跡・有松
信長の決戦地&有松絞りの産地
織田信長が戦国時代の主役に躍り出た桶狭間(おけはざま)の合戦。わずか3千の軍勢で今川義元3万の大軍を打ち破った世紀の大逆転劇は、その後の信長の快進撃のきっかけとなりました。緑区の有松駅からバスで約10分の場所に古戦場公園があり、信長と義元の等身大像や陣地のジオラマが見られます。
最寄駅の有松は、尾張徳川家ご用達ブランドとして全国区となった有松絞りで栄えた町。今も江戸時代からの商家が残り、名古屋で最も古い町並みが見られるエリアです。最近は旧家を改装したカフェやギャラリーが増え、また若手デザイナーによる新しい有松絞りグッズも登場し、若い人たちからの注目度も高まっています。
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