駅徒歩5分と公園前というロケーション
“マンションは駅近”というのは数限りなく耳にしたフレーズだし、ひとつの真理ではあると思う。また“駅近”の定義も人それぞれだろうが概ね“徒歩5分”あたりが目安となろう。しかし駅から徒歩5分圏はすなわち半径400mの範囲内であり、一般的には商業系の立地が多く、住まいとしては決して良好な環境と言えない場合もある。「大森」駅東側もアトレ・西友・ベルポート・イトーヨーカドーなど大型の商業施設が揃い賑やかな街の様子を見せている。ところが「ザ・パークハウス 大森」に至るアプローチは、街の賑やかさとは一線を画している。何故なら駅北口を出てすぐ「大井水神公園」が線路沿いに約700mにわたって続いているのだ。現地までのアプローチほぼすべてが公園内でほぼフラットというのは何とも珍しく、しかも都心近接の立地であるということを考えれば、ほぼ他に類の無いロケーションと言えるのではないだろうか。さらにこの「大井水神公園」の存在は、もうひとつの意味を「ザ・パークハウス 大森」にもたらしている。それはメインの開口部がこの公園に面している事実であり、つまりいわゆる“前建て”の懸念が将来に渡って非常に少ないというメリットである。都市部のマンションを検討する際、しかも駅近物件となればなおさら、“開放感”を犠牲にしなければならないケースは多いが、区立の公園なら安心感は大きい。さらに付け加えれば公園の前は線路になっているので、約37~40mにわたって開放的な空間が広がるということになるのも大きなポイントだ。
一方で線路が近いとなると音の問題が気になる人もいるだろうが、もちろん“二重サッシ”の採用という対策がとられている。しかも近年のマンションでは「24時間換気」の仕組みが義務付けられているので、サッシを開け放っての換気等は不要な構造だ。こう考えると、都心近接の駅近立地にして前建ての不安はほぼ無しというメリットの方がはるかに大きいというのがガイドの意見だが、いかがだろうか。
三菱地所レジデンス“らしさ”を存分に
三菱地所レジデンスが誕生し、ブランド名も「ザ・パークハウス」となり約2年。しかし三菱地所「パークハウス」の時代から一貫してこのグループの住まいに感じることができるのは、細部のこだわりと言える。少し大げさに言えば“大方のユーザーは気がつかないのでは?”と思えるようなところにまで気配りが感じられる住まいづくりだ。「ザ・パークハウス 大森」に関して、この稿を記している段階ではまだモデルルームもなく、写真等を示すこともできないので、取材で得たキーワードを記しておく。「充実した収納」や「キッチン・洗面台のカウンター天板」など、各邸の専有部分の細やかなこだわりをモデルルームで是非確認して欲しい。最後に外観意匠について。「ザ・パークハウス 大森」は、数多くの都市開発・住宅などで高い評価を受けている「南條設計室」がデザインを監修している。総戸数39邸のプロジェクトに外部のデザイン監修を入れること自体が珍しく、この一事だけでも事業者としてこの物件にいかに力を入れているかがわかる。
このところ歳月を経て魅力を増していくマンションを“ヴィンテージ”と称することも増えたが、そのほとんどは外観意匠の優れたものだ。デザインへのこだわりが築年を重ねても人々の印象に強く残る、そしてその住まいで暮らしたいと思わせる、こうした評価につながる。「ザ・パークハウス 大森」の外観の落ち着いた色使い、とりわけ基壇部の核を成すエントランスの重厚な佇まいは、将来の評価に対する自信ともとれる出来栄えだ。
明治の世にアメリカ人モースによって発見された「大森貝塚」は、この地が縄文の昔から人が住み継いできたことを証明することになった。現在は「大森貝塚遺跡庭園」として地域の暮らしに根差す場所。その歴史を踏まえたイメージを外観意匠に採り入れることで、これからもこの地で長く続くであろう人々の暮らしを支えるのにふさわしい住まいを目指す。「ザ・パークハウス 大森」にはその資格が十分に備わっていると確信する。
提供:三菱地所レジデンス株式会社