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異性と話せない?コミュニケーションが苦手な人へ3つのコツ

異性と話せない・コミュニケーションが苦手な人は、仕事仲間とはおしゃべりが弾むのに、異性相手となると、とたんに口数が減ってしまいます。気になる人と上手にコミュニケーション・会話できるコツを紹介します。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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仕事仲間とはおしゃべりなのに……異性と話せない

異性と話せない?人とのコミュニケーションが上手になる3つのコツ

異性相手だと緊張してたどたどしい話し方に。“コミュ障”と開き直るのはもったいない

なかなか恋人ができない人、恋愛下手を自称する人のほとんどは、そもそも他人とコミュニケーションを取るのがあまり得意ではなかったりします。中には仕事の相手とは問題なく話せるのに、恋愛感情を抱く異性とはうまく話せない人もいます。同性の友達といるときはおしゃべりなのに、異性相手だと緊張して口数が減ってしまうという人もいます。

「人見知りだから」「緊張しやすいから」「自分に自信がないから」「話しベタだから」と理由はさまざま。最近はそれらを“コミュ障”(コミュニケーション障害)と称するそうですが「僕ってコミュ障だから」と開き直ってしまうのは、少々いただけません。

弱点も個性のうち。しかし今後の長い人生を考えたら、人間同士のコミュニケーションスキルはできるだけ磨くほうが得策です。中でも異性とのコミュニケーションは恋愛に結び付くわけですから、今より少しでも苦手意識を克服したほうがいいに決まっています。
 
<目次>
 

良いところを見せたい気持ちがプレッシャー

当たり前ですが、恋愛は1対1のコミュニケーションです。いっぺんに何人もの人と接するよりも、相手がひとりのほうが簡単なはずなのです。しかも相手は好きな人。自分のことを一番わかってほしい存在には、難しく考えずオープンマインドで接すればいいのです。

しかし実際は簡単ではありません。むしろ恋愛対象だからこそ、良いところを見せようとして必要以上に自分にプレッシャーをかけてしまい、逆に失敗してしまいます。

そこで今回は、出会ったばかりの異性との接し方のコツを「会話」「メール」「ボディランゲージ」の3つにまとめました。覚えておくと、恋愛以外の場面でもきっと役立ちますよ!
 

異性との接し方3つのポイント

相手の興味・関心を知るためにも、あなたが聞き上手になろう

相手の興味・関心を知るためにも、あなたが聞き上手になろう

■1.インタビュアーになろう
 会話が苦手な人にありがちなのは、どんな話題を出せばいいのか思いつかないこと。ほんの数分会話しただけで反応が悪いからといって「この人は私に興味がないのかも……」と怖気づいてしまうと、ますます会話が苦手になってしまいます。

そもそも会話が盛り上がらずシラケてしまうのは、あなた自身ではなく、あなたの提供した「話題」に興味がないから。とはいえ初対面からいきなり相手の興味がわかるはずもなく。だったら無理に話題を提供しなければいいだけのこと。

コミュニケーションの基本は「聞くこと」。何を話すかはその次です。まずは相手の興味を知るために、あなたが知りたいと思うことをインタビューすればいいのです。相手があなたに興味がなくても、あなたが相手に興味があれば、おのずと知りたいことは浮かんでくるはず。

緊張してとっさに思いつかない人は、あらかじめ「出身地、出身校、職業、趣味、好きな食べ物」とたずねる内容と順番を決めておきましょう。相手の答えを聞くうちに自分との共通点が見つかれば「実は自分も……」と自然に話題を膨らませられるでしょう。

■2.口下手な人はメールで勝負
いくら話題を考えついても、とっさにうまい言葉が出てこなかったり緊張して噛みまくってしまうタイプの人は、会話より文章(メールや手紙)で勝負するのも手です。
文章ならば、じっくり考えて書くことができます。普段は照れて気持ちと逆のことを言ってしまうような天邪鬼も、メールなら素直に自分の気持ちを表すことができるはず。

「何書いたらいいんだろう……?」難しく考える必要はありません。テンポよく会話なら話が進むところが、メールだとタイムラグが発生するだけのこと。話すことがそのまま書いて伝えることに変わったと考えればいいだけです。前述のインタビュー術を応用すれば、いくらでも話題は作れるはず。

もしも「相手のことを知りたい」興味そのものが湧かないとしたら、それはコミュニケーション以前の問題です。「もっと仲良くなりたい」という自分の気持ちにウソはないか、自問自答してみたほうがいいでしょう。
 

会話が苦手なら笑顔で魅力を伝える

笑顔は最高のコミュニケーション

笑顔は最高のコミュニケーション

■3.笑顔は口ほどにモノを言う
人と人とのコミュニケーションは、言葉ばかりではありません。話すのも書くのも苦手な人は、いっそ非言語コミュニケーションのスキルを磨くのもひとつの手です。

実は会話によるコミュニケーションに大事なのは、内容そのものではありません。私たちは相手と会話しているとき、相手の表情や声色やしぐさまでトータルな情報を受け取っています。

たとえば笑顔で叱責するなど言葉と表情に矛盾があった場合、人は話の内容などの言語からはたったの7%しか情報を受け取らず、口調や話の早さなどの聴覚情報(38%)、見た目などの視覚情報(55%)が優勢になるという検証結果が出ています(メラビアンの法則)。

初対面に限らず、うまくコミュニケーションが取れない口下手な人は、とにかく笑顔を心がけてみましょう。会話の訓練はひとりでは難しいですが、毎日鏡を見て表情を矯正するならひとりでもできます。

実際にやってみるとわかると思いますが、表情は顔全体で作りだされています。眉を上げる/下げる、目を細める/見張る、口角を上げる/下げるといった動きは、日頃から表情豊かでない人ほどぎこちなくなります。顔の表情を作るのは筋肉です。訓練して表情筋を鍛えれば、誰でも魅力的な笑顔ができるようになります。笑顔が自在に作れるようになれば、たとえ会話が少なくても「いい人」「優しそう」な印象を残せるようになるはず。

表情以外にも、発声(声の大きさ、会話の速度や滑舌など)やボディランゲージなど、言葉以外にあなたが相手に伝える情報はたくさんあります。それらを磨くことで、グッとあなたの印象は変わります。気になる方は勉強して実践してみましょう。

コミュニケーションが苦手な人ほど、相手からどう思われるか過剰に意識してしまい、ますます言葉が出てこなくなりがちです。上記3つのテクニックで少しでも好印象を残せるようになれば、次第に緊張も解け、自分らしくコミュニケーションが取れるようになりますよ。ぜひチャレンジしてみてください。


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