焼きの表面が固まってくる感覚をつかむことがポイント
大阪には一家に一台たこ焼きプレートがあると言われておりますが、たこ焼きを自分でもおいしく作りたいですよね。お店の味とまではいかなくとも、ひっくり返しに慣れれば誰でも美味しく作れると思います。準備 ~とにかく絶対大事なのはタネの水加減です~
小麦粉を水で溶いたタネなんですが、ここはダシや卵などが入ってる便利なたこ焼き粉を使いましょう。そして指定の水加減を守り、ダマがないようによく混ぜればOKです。あとはタコとお好みの具を切り分けて用意します。焼き ~返すタイミングを探る~
油を引いて熱したプレートにすべての穴にタネをあふれるように注ぎます。そしてタコは穴に入れて具材は適当にまんべんなく撒きます。焼く時に大事なのはひっくり返すタイミングです。速すぎるとぐちゃぐちゃになって、遅すぎるとそのままの形で固まりすぎて、どちらも不味いです。何回か串で回そうと試してみて表面が固まってくる感覚をつかみましょう。
ひっくり返し ~串の使い方~
表面が固まってきた頃に串(できれば鉄製)を使って溢れた薄皮を穴と穴の真ん中で切り分けます。その薄皮は折って穴の上にのせます。次に、プレートの穴と固まってきたたこ焼きの表皮の間に串を少し差し込み、穴の側面を串で強く撫で回すつもりで一周して穴からたこ焼きをはがします。
そして串をもう少し刺し込み、今度はたこ焼きを擦りあげるようにして半回転させてひっくり返します。
これでどろどろのタネが下に落ちて焼き固められて、丸い形になります。あとは適当にまんべんなく転がして焼くだけです。丸くない所や穴が空いている所があれば、すぐにそこを真下にして焼きましょう。