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世界に通用する日本デザインを探せ!(前編)(2ページ目)

【石川尚のWAKUWAKUプレス・レポート】#42:東京ビックサイトで開催のIFFT2007国際家具見本市。経産省後援プロジェクト・SOZO_COMMの審査会場を取材。 取材協力:社)国際家具産業振興会

石川 尚

執筆者:石川 尚

ファニチャーガイド

最初に登場は、成型合板の家具。


インフォメーションの脇ですぐ目に飛び込んできたコーナーが日本のプライウッド(成型合板)ファニチャーでは第一人者の天童木工PLY。
そして、あのバタフライチェア


手前から柳宗理のバタフライチェア、左が長大作の低座椅子、奥には・・・
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ミドセンチュリーファニチャーの代名詞のプライウッドは、今や定番中の定番。イームズからの影響が大だが、世界が認めた日本デザインの逸品揃い組が眩しい存在感を放っていますね。しかし、ステージの上にディスプレイすると、もっと神々しく扱ってほしいと思うのは筆者だけ? ・天童木工PLY

次に
真っ白いカウンターの隅に何やら可愛いものを見つけた。よく見ると桶のタガ・・・錫縁職人のミニチュア。


職人さんのミニチュアの隣には美しい木目の・・・・・
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とても美しく繊細なラインの木製トレー「九のすけトレー」 ベースとなっている型は漆器用金型を使用し越前漆器の職人によって手作りで製造されているとのこと。 デザインは元々デンマーク陶器作家の製品に合うトレーを製作する事が発端。 北欧陶器に合うデザインを日本伝統技術によって作り上げられたこの製品、特に縁の部分は高級漆器に見られる日本にわずかしか残らない錫縁職人によって施された錫縁加工となっている。 ・シーモアコーポレーション

同じくカウンターに並ぶ、妙?なパッケージ。


見慣れた卵の紙パッケージが新しい素材感を・・・・・
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アウラコレクション「Moid Packo」 デザインは鹿目尚志。ユニークな再生紙利用のデザイン。構造・耐久性も考慮された形が異様だが、なんといっても触覚をそそられ、思わず手がのびてしまう。 ・ アウラ

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