あぁ、残念!アルク「子ども英語ジャーナル」がもうすぐ休刊
子どもの英語教育に関する唯一の月刊誌が平成25年2月の発行をもって休刊になってしまいます。とても残念なことになりました。このシリーズは、2000年に創刊された「kids com.」が始まりです。休刊の知らせを聞いて、私は、当時の子どもの英語教育の先生たちの注目を浴びたことを思い出しました。「子ども英語」の時代が長く続いた。
休刊ですから、しばらく休刊したあとに、再び発行されるのかと編集部に尋ねたところ、未定ということでした。今のところは難しいようです。
紙ベースの月刊誌の役割がすでに終わってしまったのか?
当ウェブサイト、All About「子供英語」のように、ネット上で最新情報をすぐに発信できるようなシステムや、デジタル教材、iPadアプリのようなシステムが台頭してくると、紙媒体そのものの役割が薄くなってきたのかもしれません。また、2011年4月からの小学校外国語活動の必修化が影響している可能性も否めませんね。この必修化以前は、教材もカリキュラムも何もない状態でしたので、子ども英語に関する情報や、教材、指導アイディアはとても貴重なものでした。現在は、どんどん新しい教材が開発されてすでに飽和状態。まだまだ子ども用英語教材の種類が少ないのはiPad用のアプリだけです。絵カード、CD、DVDなどはもう新しいものではありません。最新の英語教育情報はネットで手に入ります。新しい教材情報もネットですぐに手に入ります。月刊誌の情報よりも数倍早くゲットできます。そしてネットの場合は、ほぼ100%が無料であること。この不況時代に合っています。
「子ども英語ジャーナル」もあと2号で終了