コーチングの三原則
子どもの言葉にじっくりと耳を傾けてみよう!
■傾聴
子どもの心の中の思いを話してもらい、それにひたすら耳を傾けるのが傾聴です。子どもが話をしている途中で話しを遮ったり、「何言ってんのよ」といった否定的な言葉がけはNGです。ただし、会話の途中で「なるほどそれで?」と、合いの手を入れたり、話しを聞き終わった上で「みんなでアイデアを出しあって、練習をがんばったから、うまくやることができたんだね」といったように、話を要約してリフレインをしてあげると、子ども自身も自分の気持ちを整理しやすくなります。
■承認
承認とは、つまりは相手の存在を丸ごと認める行為です。子どもが友だちとケンカしたことなどを話してくれた時に「話してくれてありがとう。よくわかったよ」などと承認の言葉掛けをすることで、子どもたちは「なんでも素直に気持ちを打ち明けても大丈夫」という気持ちになっていきます。
■質問
話を聞く側が上手に質問を投げかけてあげると、その質問に答える作業の中で子どもは自分の気持ちに整理がつき、より的確な話を引き出せます。
子どもとコミュニケーションをとるポイントとは
専門知識学んで楽しく子育て!
■話しかける時は子どもの目線に合わせる
■子どもにも上手に肯定の感情が伝わるように、表情に気を配る
■子どもの話しを聞く時には、普段より少し大きめのリアクションをとる。要所ではボディランケージを使うことも効果的。
■話し方は元気に、明るく、はっきりと発音するのが基本。ただし、声量が大きすぎても子どもが警戒心を抱く場合がある。
キッズコーチング検定のための講座では、具体例を引用しながら、こうした方法を細かく学ぶことができます。
子育てに迷った時には、まず親が学び、変化していけば、自然と子どもは良い方向に変化していきます。ときにこうした専門知識を気軽に学ぶことは、日頃の子育てを振り返るきっかけ作りのなるのではないでしょうか。
■一般財団法人 日本キッズコーチ協会(www.kidscoach.or.jp/)