薬剤師/薬剤師試験の概要

薬剤師国家試験とは(2)(2ページ目)

6年間の薬学教育の集大成、薬剤師国家試験。今回は薬剤師国家試験を受験するときの注意点について見ていきましょう。

久保田 嘉郎

久保田 嘉郎

薬剤師 ガイド

薬剤師。北里大学東洋医学総合研究所で漢方を、慶應義塾大学大学院で医療マネジメントを専攻。美容クリニックでの勤務、薬局開業を経て薬学部に社会人入学し薬剤師免許取得。これから薬剤師を目指す方、今後のキャリアアップについて考えている薬剤師の方に役立つ情報をお届けします。

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合格発表

薬剤師undefined合格undefined国試

いよいよ薬剤師としてのスタートです

例年、3月下旬に合格発表が行われ、受験生は厚労省またはインターネット上で自分の合否を確認することができます。受験生の多くがインターネット上で自分の合否を知り、厚労省まで出向くものは少数です。



もし国試に落ちてしまったら

落ちた人はほとんどが国家試験専門の予備校へ通い、独学で勉強する者は少数です。
一年間、もしくは9月からの半年間のコースに入り、勉強のペースをつかんでいきます。やはり目標に向かって一緒に頑張る仲間は心の支えになります。

就職先の関係で勤務しながら合格を目指すものも少なからずいて、主に土日コースで受講していますが、やはり絶対的な勉強時間が少なくなってしまうので工夫が必要です。

予備校も通学スタイルによりますが、一般に50~80万円ぐらいの学費が必要となるので無理に通う必要はありませんが、国家試験合格に向けてのノウハウの蓄積は目を引くものがあります。
また、予備校によっては厚労省が6月ごろ発表する試験の出題委員の先生についても分析を行っているところもあり、こういった情報もあなどれません。

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