給与振込は「おトク」な金融機関をチョイス

金融機関は上手に付き合うと、貯めるためのトクがいろいろ手にできます。とくにチェックしたいのは、メインとなる給与振込口座のある金融機関。一定の条件をクリアすることで、いろいろな優遇サービスが受けられるケースがあります。

たとえば、みずほ銀行は●各種預金の月末合計残高が合計10万円以上、●毎月みずほマイレージクラブカードの利用がある、のいずれかに該当すればみずほ銀行とイオン銀行のATM手数料が24時間無料に加え、コンビニATMの手数料も月4回までは24時間無料となります(2014年2月9日以降)。ATM手数料のような小さなコストも回数を重ねれば、金利を上回り、預けているのに実質元本割れというケースに陥ることも十分考えられます。ぜひとも活用したいサービスです。

また、セブン銀行では給与振込や各種口座振替、ネット決済サービスの取引利用をすることで、ポイントとして電子マネーが受け取れます。まずは自分が普段利用している金融機関にどんな優遇サービスがあるかチェックしてみましょう。

キャンペーン利用で好金利をキープしよう

銀行の普通預金金利が0.02%の今、金利自体に無関心、という人も少ないのでは。しかし、じっくり観察すると、思わぬ好金利商品を見つけることができます。もっとも目にするのが、申し込み期間限定のキャンペーン金利商品。通常の定期預金に金利を上乗せした商品で、ネットで検索すればかなりの数がヒットするはず。とくにボーナス時期の夏と冬は要チェックでしょう。

変わったところでは、子どものいる家庭に限定した金利アップの商品があります。中央商銀信用組合では、高校生までの子どもを扶養している人を対象に1年ものの定期預金を期間限定(2014年3月31日まで)で発売。子どもが1人なら金利0.5%、2人なら0.6%、3人なら0.7%が適用されます。同様に、東日本銀行、横浜信用金庫、筑波銀行など多くの金融機関で子育て支援を目的に金利を優遇する定期預金を扱っています。

過去には、地元のプロスポーツチームが勝つと金利がアップする定期預金、誕生日ごとに金利を上乗せする定期預金など、ユニークなものも。時間を見つけては、金融機関に出向いたり、新聞やインターネットで探してみましょう。

宝くじあり、特産品あり、楽しみいろいろ「変わりダネ定期」

銀行や信用金庫、ネットバンクが預金者にくれるトクは金利だけではありません。金利とは別の「お楽しみ」を加えた変わりダネ定期。思わぬサプライズが待っているかもしれません。

そんな変わりダネ定期の代表と言えば、宝くじ付き定期預金。預入額に応じて宝くじを受け取れるというもので、数年前には北海道銀行と京葉銀行で取り扱った商品から1億円以上の高額当選が出ています。スルガ銀行インターネット支店の「ジャンボ宝くじ付き定期預金」は、バラと連番が選択でき、しかもすべてのくじを人気の「西銀座でパートチャンスセンター」で購入するという、宝くじマニアにはうれしい内容。


注目の定期預金

注目の定期預金


抽選でギフト券や現金、商品などが当たる懸賞が付いた定期預金も人気。城南信用金庫の「懸賞付き定期預金スーパードリーム」は抽選で現金や東北グルメギフト、新潟産コシヒカリが当たります(第39回の募集は2014年3月31日まで)。


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教えてくれたのは……
八ツ井慶子さん

ファイナンシャル・プランナー。大学卒業後大手信用金庫に入庫。本当にお客様にとっていいものを勧められる立場になりたいとの思いから、個人相談が中心のファイナンシャル・プランナーとして独立。近著に『ムダづかい女子が幸せになる38のルール』(かんき出版)と『サラリーマン家庭は"増税破産"する! 』(角川oneテーマ21)がある。テレビ、新聞、雑誌などでも活躍中。All Aboutマネーのガイドを務める


取材・文/清水京武  イラスト/モリナガ・ヨウ パネルデザイン/引間良基


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