ニッチなモデルでも気合いを感じさせる

XVフロントマスク

ボディサイズは全長4450×全幅1780×全高1550mmで、価格は219万~246万円


スバルのインプレッサXVはインプレッサスポーツをベースに、車高を上げることで200mmの最低地上高を確保したクロスオーバーで、車名の「XV」はX=Crossover、V=Vehicleから命名された。

ベースとなるインプレッサスポーツは、ハッチバックともコンパクトワゴンともいえるスタイルだから、それを仕立てたXVはほかにはない個性的なフォルムが特徴だ。じつはあまり目立たなかったが先代にもXVは存在した。しかも海外向けには車高を高めたモデルがあったのだが、日本向けは車高を変えずにSUVテイストを付加した、いわば雰囲気だけのモデルで、今回の新型XVと比べると販売にも力が入っていたとは言いがたかった。

泥臭さとは無縁

リヤビュー

バンパーガードやサイドクラッディングなどSUVらしいデザインディテールを採用。フロントとリヤバンパーのコーナーにエッジを設けて空力を向上、燃費アップに寄与する


新型スバルXVは、雪道やオフロードでも躊躇なく走破できるロードクリアランスを確保し、イメージカラーのタンジェリンオレンジ・パールやオリジナリティあふれるアルミホイールを履くなど、コンセプトからもエクステリアデザインからもやる気を感じさせる。発売1か月で目標の4倍となる4000台超を受注するなど、好調なスタートを切っていることからも今回は市場のウケも良さそうだ。

スバルには先日フルモデルチェンジを受けたフォレスターという看板SUVがあるだけに、共食いが心配されるが、フォレスターはXVよりも本格的なアウトドア指向をもつ人や先代からの乗り替え需要があるはず。

一方のXVは「Urban Adventure」という商品コンセプトどおり、アンダーカバーやマッドガード、ホイールアーチのサイドクラッディングなどが施されているが、都会で走っていても停まっていても違和感のないSUVに仕上がっているから、多少の競合はあってもすみ分けはできそうだ。

一方でインテリアは外観と比べるとやや平凡で、ボディカラーと同じカラーパネルを採用するなどの遊び心が欲しいとも感じた。

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