英語の音、リズム。センスを習得するのがベスト
小学校における英語教育で可能なのは、「英語的センスを身につけること」です。子どもだからこそ、音に敏感であり、英語の音とリズムを瞬く間に習得できる力があります。LだのRだのまったく問題なく聞き分けできます。だからこそ小学校1年生から外国語活動はあるべきです。私はこれを強く主張したい。高学年児童から初めて英語に接するなんてもったいないです。ぜひぜひ各学校の裁量で大いに取り組んでもらいたいものです。
外国語活動を通して学ぶことは多い
私はこれまでに26校訪れましたが、今後も月に1~2校ペースで訪問を続ける予定です。私にとって小学校訪問はとても楽しく充実していますが、ただ一つ残念なことがありました。英語が必修化されたことは良いのですが、補助教材の英語ノート、Hi, friends!が配布されて以来、どの学校を訪れても外国語活動は金太郎飴状態なのです。どこも同じような活動ばかり。これは残念です。でも、たまに担任の先生が授業にローカルな話題を盛り込んでいたり、地元ならではの特徴を活かした外国語活動をしています。これは担任の先生だからこそできるので、このような授業が増えていってほしいと願っています。金太郎飴授業のもとになっているHi, friends!については、もっと言いたいことはありますが、別の記事にまとめることとします。