途中に洋の味を入れ、最後まで飽きさせない 土瓶蒸しは季節の訪れを告げる一品 この日のメインとも言えるのが土瓶蒸しです。小さな土瓶に惜しげもなく入った松茸に小さな歓声が上がりました。 アマダイの照り焼きはちょうどいい甘味をまとう 焼き物はアマダイ。塩焼きではなく、あえて照焼きにし、旨味をぐっと引き出しています。添えられたぎんなんもぷりぷりでおいしかったな。ここは一つ照焼きに合わせ、少し甘めの日本酒を合わせましょうか。女性杜氏が丹精込めてかもした「招徳」の純米の冷やが良く似合います。 白身魚のフライは洋風仕立てに このあたりで既にお腹はかなりいっぱいなのですが、まだまだ出てきます。あられをまぶした白身魚のフライはバターソースを敷き、ちょっと洋風仕立てに。実にタイミング良く、パンチのある料理が出てくるので、「お腹いっぱい」と言いながらも、平気で食べられてしまうんですね。恐るべし「咲や」マジックです。前のページへ1…5678次のページへ