消費電力が約半分になった「新・さらら除湿」
「新・さらら除湿」なら、消費電力は、従来の再熱除湿の焼く1/2!(※画像:ダイキンニュースリリースより)
夏の節電対策でよく取り上げられていた「除湿」の電気代。気になる人も多いのではないでしょうか? 最近のエアコンでは、室温を下げない快適性の高い除湿「再熱除湿」が搭載されていますが、冷えた空気を再び暖めるため消費電力が高くなるのが弱点でした。そこで「新・さらら除湿」は、室内にある温かい空気を混ぜて吹出温度を調節し、消費電力を従来の約半分に削減。少ない電気代で快適な除湿ができるようになりました!
「うるる加湿」のユニット設計変更で室外機をコンパクトに!
加湿の機構が入っていた部分の設計を見直した結果、高さを93mmダウン!室外機の施工性が向上しました
ダイキンのオンリーワン機能として人気の「うるる加湿」も進化。よくある「うるおい機能」は実際の湿度は上がりませんが、ダイキンの「うるる加湿」は給水しなくて湿度が上がるのがポイント。それは、外の空気中の水分を集めて室内に取り込んでいるから。そのため室外機の上に加湿ユニットのスペースが必要となり、サイズが大きくなってしまうのがデメリットでした。しかし、今年はその課題も克服。室外機のコンパクト化が求められている小型機(2.2、2.5kW)では、加湿ユニットを室外機内部に納めることで、高さを93mmダウン。出窓の下やマンションの室外機置き場など高さが少ないスペースでも設置しやすくなりました。
前にせり出した新形状のボディデザイン
従来のエアコンと比べて印象の違うフォルムになった「うるさら7」のデザイン
「うるさら7」は、そのデザインも目を引きます。従来のエアコンよりかなり前へせり出しています。これは、風路を確保することや、熱交換器の効率を最大限に上げるためにとても有効な形状ですが、圧迫感をなくし存在感を消すトレンドに逆行しているのでは……と心配になります。しかし実際に設置されている状態を見ると、円の4分の1サイズ=扇型のような形のため、天井と壁のコーナーにうまく納まっています。しっかり吸い込みしっかり吐き出すという印象もバッチリ伝わりつつ圧迫感は感じないこの新形状は、なかなか好印象でした。
最上位ならではの省エネ&快適性でメインユースにおすすめ
基本性能の高さはもとより、独自の「うるる加湿」や「光速ストリーマ」による空気清浄機能、「快眠プログラム」などユニークなモードもある、機能満載タイプ。どうしても価格は高めになりますが、省エネ性が高い分ランニングコストは抑えられ、さらに高い快適性が得られるのが、最上位モデルならではのメリットです。リビングなど長時間使用する部屋や、ご夫婦の寝室などにおすすめです。